(クルマ) 20セルシオ、サーモスタット交換

これだから水冷はよー(お約束)

日曜の朝、日本大通りでシゴトの嫁さんを送って行って、帰りに元町でパン買って、
さあ、帰って娘と食べようと思って乗って走りはじめてちょっとしたら水温が
高いことに気がついた。外気温7度。更に凍る背筋。
随分前から旧いクルマばっかり乗ってるから、水温計をチラ見する習慣があった
のが良かったのかも。全然自慢にならないけどね(泣)

動いていれば風もあたるし、外気温低いし、少しは下がるかな、と思ってたけど、
上がる一方の水温。いやー、このドキドキはいやだなー(笑)
蒔田あたりでいったんクルマを路肩に停め、某校長とか某あにいに電話してみたけど、
あいにく皆さん繋がらず。だいたいいつもの位置まで水温下がったのでとりあえずは
走りはじめて弘明寺のセルフスタンドで灯油を購入。そこまで行くにも水温は上昇。
ラジエタサブタンクのキャップ開けてよく見たら、ちょっとだけ水位が下がってたので、
スタンドでちょっと足してみた。そろそろと発進したが、みるみるあがる水温。

とはいえ、なんとか家まで辿りついたけど、娘はとっくに出かけてたorz。
一人でパン食べながら、某校長に電話したら繋がった。
センサーかサーモスタットという予測を頂いた。まずはサーモを疑って、自宅で
実験。まずは、水温を計測。

しばらくエンジン停めてたので75℃まで下がってた。
ここでアイドリング開始。水温がいつもの位置よりもちょっとあがったあたりで
サブタンクでクーラントがいきなり沸騰。ああ、デジャビュだよ、これ(泣)

温度測ったら95℃。90℃超えたらサーモが怪しいとのアドバイスから交換することに。

明日は娘の荷物運ぶ約束もあるし、今日中に直したかったので、
年中無休のトヨタ部品共販横浜へ電話して在庫確認。幸運にも在庫あり。
クルマではいけないから、チャリでスタート。
Googleマップの徒歩モードで検索して行ったら、ものすごい細い道とか、階段通らされて
意図せず、トレーニングさせられた。相変わらずGoogleマップはスパルタだ。

往路中盤、権太坂あたりで雨が降り出し、復路は本降りに。
雨の中走行時に某あにいからも折り返しの電話もらって。

帰りはクルマモードで検索して、環状2号でピューッと帰ってこれたが、体が冷え切った。
サーモスタット本体2200円、キャップ900円、パッキン350円。

ちなみにW124のサーモスタットは1800円だったよ。
日が短いし、日没コールドは嫌なので、カラダ冷えたまま作業開始。
青空ガレージお父さんの雨中作業はこんな感じで。

ラジエタ上部のカバーを外すとヘッドの手前にサーモスタットハウジングがすぐそこ。

12mmを3箇所はずせば、サーモスタット本体がお目見え。

外観では不良は確認できず。

パッキンも新品に交換して戻せば作業終了。
ついでにサブタンクキャップも交換しておく。

日があるうちに作業を終了。自宅内での実験では水温あがってこず。
近所を試運転したが、水温計はいつもの位置で微動だにせず。

ガード下で、ハウジングからのクーラント漏れがないか確認して作業を終了。
発生10時、復旧17時の障害対応となった。
2日前に嫁さんが一人で千葉の親戚の家まで車で行ったのだが、そのタイミングで
発生しなくて本当によかった。気が付かずに走ったら、ダメージでかかったに違いない。
そういう意味では不幸中の幸い。
もう一度書いておく。

これだから水冷はよー(笑)

とはいえ、20万kmに届こうというこの個体、こんなことはあるある、ってことで。

(事後追記)
外したサーモスタットを熱湯につけてみたが、90度以上でもまったく開かず。
犯人が確定。

(クルマ) 修理のセンスの無さに泣く

前回のblogで「もうダメだ」的に書いたけど、皆さんの指摘から
とりあえずサーモスタットを交換してみたら、ちょっと具合よく
なってしまった話。

週末。
ゴミ出して、洗濯して、家族を駅まで送って行ったら作業開始。
サーモスタットは一番まえ側のドーム状のハウジングの中。
IMG_1605
10mm三箇所で止まってるだけ。ネジがすっごい緩く締めてあって、
すぐに緩む。ちょっとゆるめてから、ああ、クーラント抜いとくの
忘れてた、ってことでラジエタ下のコックをひねってジャー。
IMG_1607
まずは、ミス1。
(本当は回収してちゃんと処理しないといけない)

ハウジング外しつつ、一応アッパーホースもはずしておいてみる。
サーモスタット君とご対面。ポッチが手前側なのは2回目の
作業の時にこの写真見なおして気づくなど。
ミス2。
IMG_1609
外して、新旧いっしょに温めて動作確認したけど、旧は87度、
新は79度の刻印があって、温度は違うが、動作はほぼ同じ。
刻印の温度になると上の弁が開いて水が通るようになる。
旧は冷えてる時も開いてしまっているのが唯一の差。これが
壊れてる証拠なのか?
IMG_1618

何故かOリングパッキンが2個入ってたけど、外した方のサーモスタットは
上側にしかパッキンはさまってなかったので、そのようにして装着。
パッキン一つ余らせて作業終了のふり。はい、ミス3。
緩めに締めて、いったん完成。クーラント5リッタ入れて試運転。
近所のホームセンターへニャンコごはんを買いに。

水温は100度をちょっと超えることもあるが、ファンが回って、ちゃんと
100度より下まで戻って来るので、オーバーヒートはしなさそう。
IMG_1623
でも、走っててクーラント臭い。
駐車場でボンネット開けてみたら、サーモスタットハウジングの継ぎ目から
じわじわの漏れてた。この場で増し締めしようと思ってホームセンターだし、
10mmのボックス買っちゃえばいいぢゃん、と思ったらKTCしかおいてなくて、
無駄に高い。ロイヤルホームセンター、こういうこだわりはいいんだけどね。
家に帰ればSnap-onの10mmのボックスがあるのに、ここで10mmのボックスで
1000円は払えない。(あ、10mmと13mmだけいい工具持ってます。あとは安物)
漏れてるのじわじわだから大丈夫だろう、ということで、その場で増し締めは
あきらめて、買い物して帰宅。水温は想定の範囲内を上下。

家に戻ってすぐに作業したいキモチを抑えて洗車して時間かせぎ。
クーラントが高温だから、作業できないから。

ハウジングの10mmゆるめてもクーラントが吹かないくらいになってから
作業再開。よく見たら、パッキン裂けてる。締めすぎた、か?ミス4。
IMG_1627

あまったパッキンが気になって師匠のSあにぃに相談の電話。
「下側もつけるんぢゃない?」
をー、そうかも。ネット徘徊しても、下側にもつける的な記述がみつからなかった
けど、2個あることに理由があると信じて下にも挟んでみることに。
IMG_1625
裂けちゃったパッキンは諦めて、旧い方のパツキンを流用して挟んで固定。
ついでに本体のポッチの位置が違ってたので、正しい位置に直して装着。
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本能トルクレンチで締めすぎないように三箇所の10mmを締めて2回目の試運転へ。

試運転は事前に予約しておいて港南台のオートバックスでクーラーガスの充填。
行く途中、水温は大丈夫。到着後に確認したけど、ハウジングからの漏れも
なくなってたので、いったんサーモスタット交換修理としてはは終了か。
ガスは2本入って2,160円。作業してくれた人、汗だくでやってくれたのに
工賃も不要だし、安い。みるみる冷えるようになってコスパ最高。
IMG_1630

帰りにヨーカドー寄って買い物して帰ろうとしたら、サブタンクから溢れてた。
入れすぎたクーラントが排出される仕組みはあるのだが。
IMG_1632
とはいえ、次の問題点がわかった気がする。

(クルマ) 故障して呆然中

いろんな人から「クルマどうしたんですか?」と聞かれるたびに悶絶してる。
いや、かなり致命的に壊れてます。わかる人が聞いたら怪談よりオカルト。
「ヘッドガスケットが飛んで、クーラントがピストン側に回ってる」状態。
人間で言えば、消化器系の一部に疾患があり、食べ物が通る経路に血液が
流れ出ていて、消化器系にも問題が発生するし、血液も足りなくなる状況。

金属製のパッキンが熱と経年変化でこんな感じになってると想像される。

出展:すずたかWeb( http://suzutaka.fc2web.com/maintenance/0218.html )

現状、エンジンは始動するが、水温上昇が激しく、駅までの往復以外に
使い道がない状況。来週キャットフードを買いに行くのはチャリで行かないと
いけないかも、と予測される。

水温が急に上がるのは、もしかしたら、サーモスタットの不具合の可能性も
あるけど、根本的にはガスケットだと思ってる。

先日のオーバーヒートも、エンジン本体やヘッドに少なからずダメージを
与えた可能性も高い。
メルセデスらしく修理するためには、ざっくり見積もり金額40万円。
それでもこれは、軽傷だった場合の予測でさらに深刻な場合はこの限りではない。
娘が免許を取ったらこのクルマをあげる約束だったのだが、少しだけ間に合わなかった。
ちゃんと直すのは断念した。走行距離ももうすぐ14万kmだしな。

ただ、オイル側にはまだ水は回ってない。先週オイル交換した時も、
目視ではエンジンオイルへのクーラント混入はなさそうな感じだったし。
oil抜いたところ
もしかしたら、すっごいジャンクな方法でなおるかも。
そう、止血剤のような感じのものを飲み込むなら・・・

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しかし、止血剤が他の消化器官に悪影響を与える可能性もある。
そしてその影響の方が致命的になる可能性もある。

さて、と。