Ryo Shirao について

気になること・ IT全般・モバイル端末・ランニング・旧いクルマ・ネコ自慢などをツブやくフツーの爺さんです。主食は焼き鳥、餃子は飲み物。インターネット老人会。クルマ無し生活3年目。 日々のつぶやきはtwitter(@ryoshr)にて。 blogの記事に頂いたコメントは、人力承認後に反映されます。

(時事) 元祖ひつじやさん復活


前回、ニセの復活記事に騙されてニセひつじやへ行ってしまったので、口直しに元祖の復活を心待ちにしていた。
細々と運営中のWebサイトで5/18(木)から営業開始という情報をキャッチしたので、20日(土)に行って来た。

地下一階のお店は以前の四谷三丁目店と比べるとかなり小洒落た感じではあるが、新宿店はそこそこキレイだったので、そこに寄せた感じか(失礼)。


メニューからなくなっているものもあったが、定番中の定番は残っていた。ぐるぐるとマヨネーぜ、カレー全般は発見できず。

飲み物は相変わらず安い。生ビール380円で大丈夫か、と心配になるほど。ワインもボトルでも1000円台とか。

とりあえず生ビールでレアステーキ(タタキ)とラムシャンクのトマトソース煮をオーダー。うんうん、これだよ、これ。うまし。

ワインに切り替えてからはハツ(心臓)のステーキとクスクス。

ハツうまいー、味が濃いけどしつこくなくて最高ー。
ちなみにオーダーはバーコードで読ませてモバイルオーダー。
帰りに自家製パンのお土産も頂いた。ありがとうございました。また行きます。

しばらくはディナーのみの営業とのことだったけど、ランチプレートの復活も心待ちにしている。

食べログにも登録を済ませた。

(時事) 「推し」とは


久しぶりに小言じゃ。
最近、自分が大好きな対象を「推し」と称することが一般化してきたようだが、これにはもともと違和感があった。
「推し」とは「推薦する」「薦める(推める)」ものであって、大好き(お気に入り)とは違うもののはずだ。
よく行くラーメン屋さんがあって、個人的には塩豚骨ラーメンがお気に入り(favorite) ではあるものの、紹介を受けて初めてその店に行ってみようとしている友人にオススメする(recommned)のはもうちょっと一般的で食べやすい醤油豚骨だったばあい、「推し」は醤油豚骨であって、塩豚骨は「お気に入り」ではあるものの、決して「推し」ではないわけだ。まあ、「お気に入り」と「推し」が同一になる場合には、表現としては間違ってないのだが、マニアたるもの、たいていその2者は違って来るはずだ。
いくら旧いクルマが好きだからと行って、若い人に50年以上も前の自分の「お気に入り」をオススメするのははばかられるため、「推し」としてはもう少し新し目でエアコンがついているタイプをオススメすることが多くなったし。
そもそも自分の「お気に入り」を「推し」てしまったら競争率(何の?)が無駄にあがってしまって自分に不利益なることは考えないものなのか?あ、了見が狭すぎたかな。
「こちらが私の推しになります」とか聞いちゃうとゾワゾワして死んでしまいそうだわよ。

(時事) 「ひつじや」復活と聞いて行ってみたが違う店だった件


2022年の5月まで自宅から徒歩圏内に「ひつじや四谷三丁目店」があったのだが、この店舗は移転のため閉店してしまっていた。閉店するまでの間、夫婦で月数回、何なら週1回くらいは通ってた店だった。ランチのプレートは700円とかだったので、近所のどんな外食よりも満足感の高いお店だった。


四谷三丁目店が閉店してしまった後も、その味が忘れらずに新宿店に遠征してひつじ料理を楽しんでいたのだった。

そして飛び込んで来た悲報は2023年2月で全店撤退というショッキングなものだった。夫婦で今後あの味が食べられなくなるのかと悲嘆にくれていたのだった。

ところが、先日こんな記事(わけあってリンクなし笑)を友人が共有してくれたので、早速予約をした。

訪問前に妻がいろいろ調べていたら、こんなページを発見。裏はとれていないが、元オーナーが細々とやっているサイトがあり、そこの掲示板にはこんな事が書いてあった。

サイトは前述の通り、本当に細々とやってらっしゃるようなので、もし、お困りでしたらお手伝いしましょうか、レベル。万が一当記事が真オーナーさんの目にとまったら問い合わせフォームから連絡いただければお手伝いしますよ笑
話は戻ってお店のこと。店の前に着くと看板は別の名前、ひつじやの屋号は張り紙で貼られていた。

なるほど。看板の店の名前(アジアンダイニング&バー M.C.KITCHEN )で検索すると、食べログでは休業となっている。口コミでは今年の3月まではこの店名で書き込みがあるようだ。前述の記事内の写真では看板部分はキレイにカットされていて、なかったことになっている。
そして真オーナーのものと思われる書き込みにある新松戸の店も食べログで発見した。ここは営業中のようだ。
「ひつじのたたき」を比較するとこんな感じ


確かに似ている。玉ねぎの付け合せも同じだ。味も大差はないかも。しかし、これ以外に2品(シシカバブとマヨネーぜ)を頼んだのだが、ソースの味が全然違う。ひつじや独特の味ではなくて、一般ウケに振った居酒屋メニューだった。ワインもサイゼリヤより安かったはずだが、そんなこともなかった。やはり直前にゲットした別の店という情報は正しかったようだ。カレーまでは確かめずに店を後にした。うむ、やはりこれは「ひつじや」とは到底認定できない。真オーナーらしい人の書き込みや食べログの情報から勝手に想像してみると、
○数年前にお店の人を引き抜いた日本人が新松戸にRB’sというお店を始めた
 →真「ひつじや」が営業停止
  →新松戸店の人が小川町の似た業態の店を居抜きでゲット
   (借りたのか買ったのか、はたまた店名とメニューを貸したのか?など詳細は当然不明)
   →Webメディアで「ひつじや復活」記事を掲載(広告なのか記事なのか不明)
    →「ひつじや」ファンが行ってがっかり
とこんな図式であると思われる。勝手な想像であって、まったく裏取りはしていない。
もし、こんなストーリーだとしたら、真オーナーさんが逆境の中、再開を目指して精一杯で自店の名を語る別の店のことなど気にいしていられないであろう状況の中でこの新松戸の人は「ひつじや」を名乗る店を2軒やってるということか。ラーメンで言えば二郎のインスパイヤ系の店が「XX’s二郎」という店名で二郎的なラーメンを出してるってことだから、暖簾分けを受けた系列店以外でそれをやったら、アウトでしかない。
フォルクスワーゲン社だって、日本のクルマにVWマークをつけたクルマにはVW社が猛クレームをしてアメリカでは没収されてしまうほどの罪となったようだ。
ただ、救いとしては、細々と(しつこい)やってるサイトには、「5月に四谷駅から5分のところで再起動オープン」というマーキーが流れているので、真「ひつじや」新四谷店がオープンしたあかつきには必ずや訪問して羊を腹いっぱい食べたいと願っている。

↑看板メニューのひとつ「チェニジアのぎょうざ」

(Run) 国立競技場のリレーマラソン大会に出場


3月26日に国立競技場で開催されたリレーマラソン大会に出場してきた。2人以上15人以下のメンバーで42.195kmを走るイベント。近くに住んではいるものの、トラックには入った事がなかったので、オリンピックを開催していた会場を走れるというだけで出場する価値を感じる大会だった。
会社のランニング部でメンバー募集して20人になったので、10人ずつの2チームにわけでエントリーした。


TeamA

TeamB

フルリレーは381チーム出場。スタートの様子はこんな感じ。


DJさんがいて、音楽がかかっていて、雰囲気がいい。ずっと雨だったけど、全然気にならなかったし、始まってしまえば寒さも感じなかった。
10人中7番目に走った。リレーゾーンでタスキを受け取って半周弱トラックを走ったあと、観客席下の通路のようなところに入ってぐるっと競技場の外側を回って同じ場所からトラックに復帰してくるコースで1周1.4km。通路は屋根があって濡れないので、濡れるのはタスキを受け取る前に待ってる時とトラックを走ってる時だけ。
全部で30周するので、10人だから一人あたりは3周。一回走ったらスタンドの席に戻って休んでからまたトラックに降りて走る。1周目は突っ込み過ぎたので、2周目と3周目は入りをゆっくりにしたら、そっちの方がタイムが良かったり。

外周回ってからトラックに入って行く時はもう、気分はゴール直前の大迫傑ですよ。ばんばん抜かれてるけど笑

タスキの受け渡しが混乱するんじゃないかと心配してたけど、ゼッケンごとにゾーン分けがされているのと、比較的バラけるので、思ったほど混乱はせずタスキを渡す相手がみつからない、というケースはほぼなかった(ゼロだったわけではない笑)
速報サイトがよくできていて、リアルタイムで今だれが走ってるのかわかるし、タイムもわかっちゃうので、タイミングよくリレーゾーンで待機ができるからかと思った。ITがイベントを盛り上げる好例。
オレは1.4kmを6分前後(キロ4分16秒とか)で走ったんだけど、若手が5分切り(キロ3分30秒とか)で走ってくれたりしたので、結果的には両チームともトータルでサブ3を達成。しかも11秒差でゴールという僅差でなかなか盛り上がった。

ランニングはどうしても孤独なスポーツと思われがちだけど、仲間がいると全然違う世界が拡がるので、マジでオススメだ。例えば大会に出た時は、沿道で仲間が名前を呼んで応援してくれたりすると、本当に元気が湧くし、反対に応援に行くと仲間の走る姿で元気もらえるし、たくさん声出すので、走ってないけど楽しくイベントに参加できる。そして個人的にはやっぱりリレーマラソンが好き。これは2018年夏に参加した宮ヶ瀬24時間リレーマラソンの体験が大きく影響している。この時は15人で24時間を走るというタフな大会ではあったが、いい歳のおっさんでも思い出に残るいいイベントだった。というわけで、リレーマラソンにはまた出ると思う。普通のレースには出る可能性は低いかもだがー。

(時事)LGBT雑感


衆議院で話し合われている(のか?)法案をチラ見する。
総じて当たり前というか、個人的に反論のないことが書かれてはいる。最後の法案提出の「理由」はこんな感じだ。

全ての国民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する豊かで活力ある社会の実現に資するため、性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事項、行政機関等及び事業者における性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための措置等を定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。

いや、いいんだ、間違ってない。しかしなんだかモヤモヤする。
LGBTの人は物凄く差別されていて、そういう差別を受けている人でも等しく権限があることを確認しましょうみたいな全体のトーンが垣間見えてしまうからかもしれない。差別があること前提なところが気にいらない。
どんな個性があろうとも、学校行ったり仕事したりすることの制限になってはいけないし、好きな人をパートナーとして生涯の伴侶とすることも何不自由なくできないといけないということ。これらの権利は元々存在していて、その行使において誰もそれを妨害してはいけないということでしかないはずだ。
これを、「差別対象になっているグループだけど、みんなでそこに目をつぶって、元々権利がない人に権利を与えてあげましょう」みたいなトーンになってることがおかしいわけでしょ。
総理大臣からしてそれらの権利を許すと「社会が変わって『しまう』」とまで言うほど脳みそが不自由だし、その秘書官もさらに最低の認識を漏らしてしまうほどのヒドイ有り様だ。そして、「LGBTの人」を集めて謝罪するとか、頭おかしいとしか思えない。当然の権利を保有する普通の人にわざわざレッテル貼っておいて、勝手に差別したあげく謝ってやるから来いって言ったんでしょ。法案の提出の「理由」に沿った行動がこの謝罪だとしたら、根本がわかってない。
100歩譲って、どう感じるかは自由だ。LGBTの人のことをどう思うかは個人の自由だ。
しかし、立場のある人は普通の人以上に口にしてはいけないことがあることを認識しないといけない。

どうしても口に出さないと気が済まない人はこの演説を100回観てちゃんと理解すべきだ。

当たり前のことが当たり前に成されるための法律の成立がうまく進まないなんて、どれだけダメなことなのか、恥ずかしいことなのか。
いろいろゾワゾワする。