(Run) 朝の新宿御苑は気持ちいいぞ

四谷三丁目に越して来て、ご近所にお住まいの前職の同僚から聞いた新宿御苑の年間パスポートを入手。

1回500円なのに、年間2,000円って、そんなもんなの?近所に住んでなくても年4回くらい来るでしょうにw。
そしてこれまた同じ同僚に聞いた新宿御苑の早朝開門。朝7時から開いてて、なんとランニングしていいんだぜ、このコロナ禍で。
あ、集団で走るのはダメ、とか一定のルールはあるんだけどね。

というわけで、スッキリ晴れた火曜日の朝行って来た(月曜日は休園日です)。
開門時間に新宿門に着くように出発。7時ちょうどに到着してちょうど開門する時間だった。待ってた人は10人ちょっとか、思ったより少ない。

初めて来たし、お作法もわからないけど、とりあえず皇居にならって反時計回りに外周を走り始めた。

気持ちいいいいいい

新宿御苑といえば、広い芝生か桜を観る会のイメージだけど、外周はこんな感じで背の高い木々に囲まれてしっとりしてる。路面にうっすら苔が生えてる場所もあるので、スリップには注意。
アップダウンも適度にあるけど、根岸森林公園ほどでもなく、苦しくなるわけではない。
ランニング用に整備しているわけではないので、舗装が悪いところもあったり、一部ボードウオークなところもあるが、概ね走りやすい。

一周は2.6km。一周ではちょっと物足りなかったので、二周してきた。その間にみかけたランナーは2人、歩行者3人。
そう、誰もいないも同然。新宿御苑、ほぼ貸し切り。当然マスクなんてしなくていい感じ。

なんか、千駄ヶ谷門も大木戸門も開いてたような気もするけど、きっちり二周するために新宿門から出た。7時半からイベントがあるらしく、新宿門横にはヨガマットを持った人が10人くらい集まってた。イベントの予定はこちら(「79park」というサイト)にて。

いやー、気持ち良かったなあ。近くに住んでなくても、オススメしちゃう。新宿南口はバスターミナルがあるから、近くにシャワーを浴びれる施設たくさんあるしな。
誘って頂ければ、一緒に走りますよー。
一点だけ注意があって、朝9時までは年パスの販売はしてないので、事前に準備して行くか、500円ではいるかになること。

(お父さん) 横浜市で盛大にゴミを捨てる方法

(先にサマリー)
・横浜市では、剪定した枝は長さ50cm以下に切って束ねて収集日に指定の場所に出すのがルール。
・市内4箇所にある粗大ごみの受け入れ所では普段収集してるゴミは受け取ってくれない。
・バラ状態の剪定した枝は予約した上で破砕機のある鶴見の処理場へ持っていかないといけない。

(どうでもいい日記)
10月10日は晴の特異日だし、雨が降るなんてことは想定せずに日程を決めた。もろもろ調整しちゃったので、雨天決行。
ザーザー降りの中、電車で上大岡まで行ってトヨタでトラックのレンタカーを借りる。
もともと走行時の飛散防止に幌をオプションでオーダーしておいたので、幌付き。

話を戻せば、上大岡の自宅の売却が成約して、残置物の撤去を進めているところで、大物の家具はジモティというサービスを使ってあらかた持って行ってもらった。残ったのは細々としたものがたっくさんと、庭の剪定した枝の山(泣)
庭木の剪定は切っただけでは作業は半分も終わってなくえ、切った枝の処理がとにかく面倒くさい。田舎だったらそのまま燃やしてしまえばいいんだろうけど、住宅密集地で焚き火したら自宅や周囲の家の火事の原因になる可能性もあるし、煙がひどくて通報されたりするかもしれない。

というわけで、レンタカー屋さんの開く8時を狙って行ってトラックに乗って自宅へ。レインウエアに着替えて作業開始。

雨の中、庭の奥に積んである枝を移動。雨で足元は滑るし、枝も滑ってもちにくいことこの上ない。土になりそうだった葉っぱや細かい枝はもうカンベンしてもらうとして、枝をクルマに積み込んで、それ以外に捨てるのに困ってたものを積み込んだ。パイロンやらホースやらマガジンラックやらゴミ箱やら。


作業前

作業後

荷台

積み込んだら、まずは磯子区の資源循環局へ。かながわマラソンで国道357から曲がるあたりね。上大岡駅は港南区だけど、自宅のある森が丘は磯子区だからここへ行かないといけない。

本来は鶴見に持ち込む一週間以上前にここに来て申請するのがルールなんだけど、先日電話して事情を説明して、お願いして特別に当日でよくしてもらった。2階の事務室で書類に記入して鶴見で見せる紙をもらう。ついでに、鉄ゴミと紙ゴミはここで引き取ってもらった。なんかクルマのスプリングとかあって、どうしようかと思ってたけど、普通に引き取ってくれた。ありがたや。
書類をもらったら、今度は鶴見へ、レインボウブリッジの下に一般道が通ってるのと同じで、ベイブリッジの下にも一般道が通ってるので、これを使って本牧から大黒へ渡り、鶴見の処理場を目指す。

正午過ぎに到着したら、「午後は13時から再開します」と看板があって昼休みだったので、近所で適当に昼飯にして13時ちょい前にいったら、行列の2台目。

その直後、5〜6台の列になってた。
名前聞かれて、指示されたレーンに入って荷物を見せる。「計測してきた?」と言われて「へ?」ってなったら、「入って来たところに計量台あったでしょ。そこで重さ図って来て」と言われていったん建物から出て計測所で計測。

軽量結果を書類に添付されて、再度レーンへ。
「枝以外のものも全部破砕機に入れて」と指示され破砕機の入り口へ。職員さん、3人で見守ってるけど、変なもの捨てないか見張ってるだけで、作業は手伝ってくれない。枝以外もどんどん下ろしたけど、自転車の空気入れだけ別で処理するからと言って抜き取って、あとは全部破砕機行き。手伝ってはくれないけど、最後にホウキは貸してくれたよ。
(写ってるソファーは前の人のね)

全部下ろしたらもっかい計量台に行って計測して精算。180kgで2340円だった。1kgあたり13円らしい。

来た道を戻って自宅に帰ったら、今度は第二部を開始。粗大ゴミとして出せるゴミを捨てに行く作業。
大物は屋外で使っていたスチールラック500円。物干し竿は1本200円。木の椅子も200円。アイロン台200円。布団セット200円など。
中に綿の入っていない布ものは無料で引き取ってくれるので、毛布やらシーツやらもいっしょに積んで持って行った。
ちなみにこれはネットで予約必須。「自己搬入」ってやつね。予約しないと引き取ってくれない。

暗くなる前に予定の作業を終えたので、家の中の片付けを進めたら懐かしいものを発掘。
学生時代の1988年にとある研修で船で上海へ行った時、いつか自分で着ようと思って置いてあったリアル人民服。袖を通してみたらジャストサイズだったけど、おっさんが着たらどうみても地味な作業服以外に見えない。ううむ。

そして就学前の娘が描いたポルシェ。プライスレス(涙)

そして夕方、ジモティで調整して取りに来てもらう予定だった最後の家電の洗濯機の引取を済まして家でのタスクを終了。
シャワーを浴びて着替えて、クルマを返却。それにしてもずーっと雨だったわ。晴れの特異日なのに。

(IT) 10月1日の東証の取引停止について

今日の東証の丸一日の取引停止に関してシステム屋の観点で考えてみた。
個人的に興味があったので、ニュースサイトの記述やテレビの報道はあえて観ず、Youtubeで東証の記者会見を全編観て個人的に考えてみた。

■原因特定の速さ
朝7時のバッチ処理の失敗でアラートがあがり、その原因がストレージ装置のメモリ不良であると特定されるまでのスピードはすごいと思う。常識的に考えれば、物理的に回転しているディスク装置と違って、メモリが壊れることはまあ、想定できない。しかしその早い特定に従って9時前の段階で10月1日の丸一日の取引停止を判断したことは尊敬できる。これはソフトウエアのバグに関しては潰しきった自信があって、原因はハードウエアの障害に絞って調査したからだと勝手に想像している。

■フェイルオーバーの失敗
だいたい、テストではうまくいくけど、この手の障害発生時の自動的な復旧処理はまあ失敗する(笑)。某クラウドのデータベースSaaSのフェイルオーバーの失敗で大障害が発生し、謝り侍とクレーマーを演じた身としては、同情を禁じえない。なぜかDBのフェイルオーバーは失敗するし、RAID構成のディスクは復旧できないし、バックアップデータはリストアできなかったりする。なんでそうなるか?マーフィーに聞いてくれとしかいいようがないが、謝るのはオレ(たち)。

■経営サイドの英断
今回の丸一日の取引停止が与える経済的損失とか影響はオレには関係ないので、ここを論じる考えは全くないのだが、朝7時の障害発生を受け、その重みとリスクを勘案し、早いタイミングで一日取引をやめると判断した経営サイドは素晴らしいと思う。多くの経営サイド(事業推進サイド)は1秒でも早い回復を要請し、多少のリスクを飲み込んで事業の再開を優先するが、今回の障害において東証の経営サイドはシステム上のリスクを理解し、損害や批難を顧みずサービス停止の判断をしたことは、まさに英断と言えると思う。

■技術責任者の内容理解
記者会見で社長の右隣にいた技術責任者はメモをほぼ見ず、自分の理解を自分の言葉で話し、質問に答えていた。これでこそ責任者だと感じた。尊敬している。10月2日の稼働に関しては有人監視にて対応ということだったが、人がいてもダメなモンはダメで再発はするが、対応速度が早く手順が確立しているので、対応が可能ということなのかと思う。

■質疑応答での記者の質問
「私はシステム的なことはよくわからないのですが」と前置きをして、ストレージ装置のメモリがどういう役割をしているものかを勘違いした質問をする記者のなんと多いことか。チコちゃんに叱られて来い。一日の停止の経済的な損失ではなく、障害を抱えたままでの稼働による損失とのトレードオフを考えたことがあるのかとマジで問いたい。記者会見の全編を観た後で、いくつかのニュース番組の扱いを確認したが、東証の真意が伝わるものとは到底思えなかった。しかし、メディアが曲解し、切り取って報道することを前提に、真摯に記者会見において発言される東証の姿勢については、評価したい(上から御免)。

■まとめ
「デジタル社会」とは、システム障害によって、リアルな生活に影響が出ることと強く感じた。
今回は証券取引が一日止まった「だけ」だけど、将来、システム障害があって、電気が何日も来ないとか水道が止まるとか生活インフラの不安定さにつながるリスクはあるわけで。それをどこまでリスクを減らせるか、といのがシステム設計者の使命(システム開発者ではないことが重要)。東証の社長が言っていた通り、富士通はベンダーではあるが、サービス継続の責任は東証にある、というのと同じで、システムのベンダーがどこだろうと、サービスの主体はサービス事業者であることを再認識した事象ではあった。
そして、日本の立法や行政のITリテラシーの低さの一因はテレビ新聞などのメディアのITリテラシーの低さにあると痛感した会見でもあった。

珍しくつまらないエントリーを書いてしまったw