(チャリ) チェーン交換など

クルマを手放してしまってから、工具箱を開けることは少なくなって、爪の隙間がアブラで真っ黒になることもなくなったけど、だんだん機械いじりの禁断症状が出て来たところだった。
きっかけは日曜の晩、焼き鳥を買いに行ったとき、ペダルを踏み込んだタイミングでリアでチェーンが空回りしたことがあった。前からあった症状だったが、フンっと力を入れたタイミングで発生するので、ケガをしそうになったこともあったので、重い腰を上げた形。
20年前に弟からもらって以来、タイヤとかチューブとかブレーキとか消耗品は仕方なく自己流で交換はしていたが、駆動系はちょっと敷居が高くて敬遠していたことも事実。
チャリ系で何かあると相談していた友人に相談して進めることに。
まずは症状とリアのスプロケ(歯車)周りの写真を送ったら、やっぱりスプロケとチェーンの交換をおすすめされた。

で、このスプロケを交換するには、ホイルからスプロケを外すのにこんな工具が必要とのこと。

しかし、一生のうち何回使うのよ、これ、とのことで某S氏が在庫を送ってくれることに。ついでにスプロケまでもー。
翌日宅急便で届いた。

なるほどー、緩める時は空回りしちゃうからこれで押さえるわけね、締める時は空回りしないからいらない。

外したスプロケと送ってもらったスプロケを比べると、山がだいぶ削れているのがわかる。

ブレーキクリナーで掃除して、いったん組んでみた。

いい感じではあるものの、トップギアが固定されずカチャカチャいう感じ。ここでまた相談すると、スペーサーがあるのでは?というアドバイスだったので、外したスプロケを確認してみたら、確かにスペーサーが挟まっていた。これを新しい方にもはさんでトップギアもかっちり固定されて再度仮組み。

Amazonで注文してた工具とかチェーンの到着をまってチェーン交換に。
まずはチェーンカッターを使って古いチェーンをカット。具体的には任意の場所のピンを押し抜いてチェーンを外す。
新しいチェーンの長さを決めるために、古いチェーンをのコマ数を数えておく。106だった。
新しいチェーンを105個にきる。最後のアウターリンク一個はミッシングリンクを使うから

チェーンを通して、フロント側を外してテンションを弱くしてミッシング・リンクでカチっと簡単接続。

完成。あとはグリスアップして試運転だけど、雨だったのでお預け。

チャリにはチャリ独特のノウハウがあり、クルマとは全然違うカテゴリーと理解した。
チャリ沼にハマるのか、ハマらないのか、しばらくは冷静に自分を観察したい笑

(時事) おかしくない?自転車の左折レーン直進

そんなに一生懸命チャリに乗っているわけではない。恥ずかしくて「バイク」とは書けないレベル。とはいえ、自動車の運転免許を保持しているので、交通法規は一応理解してるつもり。だから、自転車は軽車両であり、原則車道を走行は守っている。例外的に歩道に「自転車歩道走行可」の標識がある場合のみ、歩道を走ることもあるが、最近では歩道を通る時はチャリを降りて押すようにしている。歩行者との接触は自転車側の過失割合が高いらしいしな。損害保険にも加入して人身事故にも備えたりはしている。自動車保険の契約を解約したため、その手の特約もなくなってしまったので、個別に保険契約した。

というわけで、上記標識があったとしても基本は車道の左端を走行するわけだが、都心の広い通りの交差点では「左折レーン」なる車線があって、このレーンの自動車は左折しかできず、直進してはいけない。左折しようとするとそのすぐ先に横断歩道があって、歩行者がいれば自動車が停止しなければならず、結果として後続の直進車の通行を妨げないためだったりするのであろうとは想像している。

車輌としての自転車はこの交差点を直進する場合には当然その一本右の直進レーンを直進するのが正解、と思い込んでいたのだが、最近増えて来た自転車走行帯を表す青い目印は左折レーンを直進している。違和感があって、そういうことに詳しい友人の話を聞いていると、直進する自転車は左折レーン(一番左のレーン)から直進で正解とのこと。マジか。

チ ャ リ は 左 折 車 輌 に 巻 き 込 ま れ て 死 ん で し ま え と い う こ と か 。

「自転車は車両だから車道を走行」
「軽車両は車道の左端を走行」

この2つを併せると左折専用レーンの存在の説明がつかなくなるってことなのか。

最近のJAF Mateでもやっぱり左折レーンから直進と書いてあるが、その理由までは言及されていない。13年超車への重課税反対では立場を同じにするJAFさんにはぜひ、「なぜ自転車は左折レーンを直進しないといけないのか?」という理由を5ページくらい先でタネ明かしして欲しいものだ。

第一車線は左折専用、第二車線からも左折していいこの交差点でもやっぱり直進するチャリは第一車線を直進しろということらしい。こういうのみちゃうと「自転車って歩行者と扱い一緒でいいんじゃね?」って誤解しちゃう人が増えるのではなかろうか。

そして、左折専用レーンがあるくらい大きな交差点においては、「左折可」という信号が出るところがある。交差する道路の右折信号が出ているタイミングで歩行者が左折車を妨げないタイミングで左折車を通してしまおうという作戦なのだが、当然、このレーンにいる直進チャリは後続の左折自動車が自分のすぐ横をびゅんびゅん通ることになる。よって、そのために退避場所を設定してある交差点もある。

でもこの場所、運転免許を持ってないヒト達に「左折レーンを直進する自転車が、左折可の信号の間避難していい場所」ってこと、理解されないと思うんだよ。難解過ぎるでしょ。比較的よく通る場所なんだけど、ここに退避してるチャリ、見たことないしな(笑)。
そういえば昔、二輪用の停止線が四輪用のよりも前にあった時代もあったよな、って思って検索したけど、これ廃止されたらしいね。
これがあればまだ安全な気もするけど、左折可信号の時は後ろからクラクション鳴らされちゃうか。それにしてもこれ、なんでなくなったんだろう。

丸亀つーしん

そんなわけで、車両である自転車は自動車と同じ車線ルールに従い、直進レーンから直進するのが、理屈としても安全面を考慮しても正解と思うのだが、オレ、何か誤解しているのかしらん。自動運転のクルマは左折時の巻き込みをどこまで防止できるのか。人間でも検知は至難の業だしなあ。