(クルマ) セルシオでiPhoneを聴く

どんだけiPhone聴きたいのかと(笑)
W124の後継の反省車としてうちにもらわれて来たメガーヌ、問題発生。
もともとマニュアルであることは伝えてあったのだが、嫁さんが
運転できないことが判明。問題はミッションではなくてサイドブレーキ。

http://bleumonaco.blog.so-net.ne.jp/2010-03-23-1

特殊な形状のサイドブレーキなのだが、これが見事に扱いづらく、
握力の弱い女性では、素でリリースしづらく、坂道発進にいたっては
両手でサイドブレーキを操作するというアクロバティックな感じに(笑)
事実上、彼女は運転しなくなり、日々の買い物にも困ることに。
「レバーでパコって外れるやつにして。あとできればATで」という
命令が下るまで、そんなに時間はかからなかった。
celsior_leber
サイドブレーキレバーの向こうにどんな車体がついているかに拘らず、
また、価格も抑えて、となると選択肢はそんなになくて、気がついたら
トヨタ車の産地近くの修理工場まで新幹線で行って白いセルシオを
引き取っていた。

20世紀のセルシオのオーディオは純正の6連CDチェンジャーとラジオ、
そして、カセットテープがかかる仕様で、AUX入力はサポートされていない。
celsior_audio
ちょっと前のオレなら、オーディオを新しいものに交換してしまった
はずだが、最近ノーマルのまま乗ることの価値も感じ始めていたので、
今回あえて、このユニットは交換しないことにした。

カセットテープメディアは家にはもう1本もないのだが、カセットテープ
プレイヤーを使ってAUX入力できる夢のデバイスが存在している。
1000円しないものもあったが、今回はSONY製をチョイス。
一応、ヘッドクリーナーも同時購入。
celsior_tape

カセットを入れる穴からちょろっと線が出てしまうので、iPhone置き場と
想定している肘置きの下まで配線を隠すため、シフトレバーまわりの
パネルを外して線を埋める。
パネルを外しただけでも、トヨタ車の設計のかっちり具合の凄さに
感動すらする。適切に力を入れると簡単に外れるが、ガタついたり、
ギシついたりすることはなく、ピッタリはまる。
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純正のウーハーも動作してなかなかの音でiPhoneに入っている
音楽が再生できた。
当時の雰囲気を残したまま、というのが気に入っている。