(IT) docomoドメインへのML配信エラー対応

いくつかのドメインのメールサーバーをAWS上で運用している。
どのドメインもSPFのみならず、DKIMやDMARCにも対応させて
一応なんとか運用している。
しかし、4月の中旬くらいからどうやらdocomo.ne.jpのメールサーバーの
仕様が変わったらしく、Mailmanを使ったMLの配信でbounceが発生する
ようになった。

/var/log/mailman/bouce の例としてはこんな。

date (ID) processing 3 queued bounces
date (ID) ml_name: aaa@docomo.ne.jp current bounce score: 2.0
date (ID) ml_name: bbb@docomo.ne.jp current bounce score: 2.0
date (ID) ml_name: ccc@docomo.ne.jp current bounce score: 2.0
date (ID) processing 3 queued bounces
date (ID) ml_name: aaa@docomo.ne.jp already scored a bounce for date 23-May-2018
date (ID) ml_name: bbb@docomo.ne.jp already scored a bounce for date 23-May-2018
date (ID) ml_name : ccc@docomo.ne.jp already scored a bounce for date 23-May-2018

これ、全部のメールがbounceしているわけではなくて、
i.softbank.jpから発信されて、当該ドメインのメールサーバーで
ML宛に配信されたメールがbounceするのだった。
正確にはaaa,bbb,cccの3人への配信がbnounceしていると書いてあるが、
実は、bbbとcccには実は届いていて、aaaにだけ届いていない。

同じタイミングの/var/log/maillogはこんな。

date server_name postfix/smtp[PID]: ID: to=<ccc@docomo.ne.jp>, relay=mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112]:25, delay=0.24, delays=0.09/0.01/0.03/0.11, dsn=5.0.0, status=bounced (host mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112] said: 550 Unknown user aaa@docomo.ne.jp (in reply to end of DATA command))
date server_name postfix/smtp[PID]: ID: to=<bbb@docomo.ne.jp>, relay=mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112]:25, delay=0.24, delays=0.09/0.01/0.03/0.11, dsn=5.0.0, status=bounced (host mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112] said: 550 Unknown user aaa@docomo.ne.jp (in reply to end of DATA command))
date server_name postfix/smtp[PID]: ID: to=<aaa@docomo.ne.jp>, relay=mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112]:25, delay=0.24, delays=0.09/0.01/0.03/0.11, dsn=5.0.0, status=bounced (host mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.180.112] said: 550 Unknown user aaa@docomo.ne.jp (in reply to end of DATA command))

maillogではaaaで拒否しているからbbbにもcccにも届いてないよ、って
ログだから、bounceファイルでもbounce処理していることが載っている
のだが、前述の通り実際にはbbbとcccには配信されている。

よって、bbbとcccをaaaの影響から外すために、全てのメールを
個別配信する設定に変更した。Mailmanはデフォルトでは同一
ドメインには、一度のセッションで複数のアドレスへ送っている
ようで、それが今回の問題の原因のようだった。

/etc/mailman/mm_cfg.py の最終行に以下の記述を追記。

VERP_PROBES = Yes
VERP_PASSWORD_REMINDERS = Yes
VERP_PERSONALIZED_DELIVERIES = Yes
OWNERS_CAN_ENABLE_PERSONALIZATION = Yes

これで管理コンソールの「普通配送」のところに個別配信の
メニューが追加され「いいえ・はい・完全個人別配信」が選択できる。
完全個人別配信とすると、本文に名前を入れるなどのカスタマイズが
できるが、今回はそこまでしないので、「はい」を選択。

結果として、maillog上でもmailman/bounce上でも配信エラーは
aaaだけとなった。
aaaに配信されていないという根本原因は不明なままだが、とりあえず
他のメンバーがバウンス回数が多くて配信停止になるというリスクは
回避できたはずだ。

参考ページ:Mailman日本語情報「サイト管理の手引」

(IT) ドコモ→マツコSIMが安くならない罠にハマる

いやー、これ、結構該当者いると思うんだよなー。
というか、完全にオレが情弱というか、勘違いしてただけなんだけどね。

ドコモの回線契約あると、大抵はパケ放題にするから、「docomo」っていう
Wifiのホットスポットが無料で使えるんだよね。永年無料キャンペーンしてる。

以前、ドコモの回線契約があったので、これが無料で使えてたわけよ。
だから、いつも持ってるMacBookにもXperiaZにもこのWifiのホットスポットは
当然登録してあったわけ。

先日マツコSIM(正式名称はOCNモバイルONE)に変更した時に特にこの登録を
削除しないであった。
(それが一番ダメなんだけどね。だって、無料と思い込んでたんだもん)

最初、Macで繋いでたからかと思った。
このホットスポット、N700系新幹線でも飛んでてね。
マツコでも無料と思い込んでて、出張の時にフツーに使ってた。
そのタイミングで料金表示アプリで見たら、従量課金で課金されてたので、
てっきりMacで使ってる分が課金されてると思った。。

マツコSIMでは「docomo」が使えるけど、従量課金。

もう一度書く。

マツコSIMでは「docomo」が使えるけど、従量課金。

当然電話でクレームというか、Wifiオプションを解約しようとしたら、なんと

「このオプションは外せません」と来たもんだ。

もう一度書く。

「このオプションは外せません」と来たもんだ。

利用者側でホットスポットの登録を削除しておけ、と。ムキー!
とりあずMacと思い込んでたので、Macでの登録は削除しておいた。

これでF◯ck Wifi従量課金はなくなった「はず」だった。
ふと昨晩、料金確認したら、なんか、まだ課金されてるorz
従量課金orz
ああ、そうか!犯人はXperiaZ本体にもしてあった「docomo」の登録だったのか。
ムキー!

いや、だから、家とか会社とかでWifiあるからって端末のWifiをonに
しっぱなしで街に出て、駅とかビルとか新幹線の「docomo」Wifiを掴んだ瞬間、
チャリンチャリンと課金されてるってことですよ!奥さん!まじで!

確かにMacとSIMのひも付けはできないので、Macで新幹線の「docomo」掴んで
使っても誰が使ってるかは判定できないわな。
きっと、Macの場合は何か別の契約が効いてて使えてるってことか。
(なんで使えてるかは、よくわからない。ソフトバンクの契約?か?)
ええい、わかりづらい。いいんだ、文系だから(開き直り)

月額1600円になると思ってたのに、なぜかずっと3000円くらい
払ってた。マツコ乗換組の皆さん、予備軍も含めてお気をつけくだされ。