(IT) ISP(死語w)切り替え

結論を先に書くと、使ってなかった「光BBユニット」というソフトバンク光契約時にレンタル機器として送られて来る機材を使ったらネットワーク環境が改善した話。

元々はNTTの「フレッツ光+ISPはOCN」という契約だったんだが、おまとめサービスが流行った時、携帯と光の契約を一本化すると割引になるということで、ソフトバンク光の契約をした。契約をすると冒頭の光BBユニットが送られてくるだけで、それ以外のONUやルーターはNTT契約の時のままだったし、そのまま使えていた。
光BBユニットを接続するとOCNの契約を解約できる可能性があると知ったのは一連の今回の結果であって、契約当時はわかってなかった。ただ単に料金支払が一本化されるだけだとはおもっていた。とはいえ、OCNは別で支払っていたが、こんなものかと特別疑問に思わず払い続けていた。あ、ただ、会社名がNTTコミュニケーションズからドコモビジネスに変わったことは違和感あったなあ。有線接続の契約なのにドコモなの?的な笑

今のシゴトはほぼリモートなので、自宅のネットワークはシゴト上絶対に必要であり、ネット会議もたくさん出るのある程度の帯域も必要なのだが、月に一度くらいの頻度で平日午前中、やたら遅くなることがある。

平日の午前中は諸々の定例会議が設定されており、帯域が必要なのに、それまで700M程度でていたダウンロード帯域が数Mまで落ちることがあった。「ネットワークが低速なので、画像を表示できません」的なメッセージが表示されたりするようになった。そこでClaude君に相談したところ、OCNのPPPoEが混雑すると発生する現象に見えるとのことで、光BBユニットを接続することでOCNを回避できる可能性があるというアドバイスを得た。

光BBユニットはこんな感じの接続になる。NTTルーターよりも下流に接続するので、NTTルーターよりも速い速度が出るわけがないと思っていたのだが、なんと、このNTTのルーター、IPv6に関してはブリッジとして動作するため、光BBユニットがフレッツのIPv6網に直接つながっているのと同義になるとのことだ。しかもIPv4もIPv6の上で構築され、プロバイダはソフトバンクとなるため、NTTルーターによるOCN接続とは無関係にIPv4が構築できるというではないか。
いきなり全部を切り替えるのは怖かったので、まずはノートPCを繋いでみたが、本当に速い。ネットワーク速度の計測サイトで計測してみても。OCNよりも速いタイミングがあることもわかった。まじか。
というわけで、今度はそのPCだけをOCN接続のNTTルータに挿し、そのほかの家の中のLANについてはすべて光BBユニットへの接続へ切り替えた。
ひとつ大きく改善したのは、GoogleMeetの会議が体感的に快適になったということだ。OCNではカクカクしたり、「低速ネットワークのため、画像表示を一時的に停止しています」みたいなメッセージがでて、会議相手の画像が見えなくなったりしていたのだが、光BBユニット経由での接続に切り替えた後は、そういう現象に遭遇していない。まだ切り替えて日が浅いので確定的なことは言えないが、OCN混雑時はPingが平常の4〜5msから20〜60ms台まで跳ね上がることもわかっているので、そのジッターがGoogleMeetの画像のカクツキの一因だったのだとしたら、ジッター値が低く安定している光BBユニット経由に変えたことで改善するのは技術的にも筋が通る話ではある。
朝の定例会に快適に参加するという当初の目的も、今のところは達成できていそうだ。
現在、ノートPCでOCNの接続速度だけは計測しているので、時々起きるOCNの速度低下時にソフトバンク回線が影響がないことを確認したら、そのノートPCも元の設置場所に戻す予定(今はクローゼットの中のルーターの横に置いてある笑)
技術的な検証はする(ひかり電話の利用とOCNが関係ないかを確認するなど)が、OCNが解約できれば、月額2000円程度のコストダウンとなる目論見だ。
ちなみに、NTTルーターの電話端子には通常の03で始まる固定電話を使うので、撤去はできない。そして、光BBユニットの電話端子に電話機をつなぐと050で始まるBBフォンが使えることがわかっているので、これに黒電話をつなぐのもありかな、とニンマリしている笑

(IT) ソフトバンク回線のiPhoneにSMSが届かない

結果から先に書いておくと、自分で端末(iPhone)内の設定でソフトバンクの汎用SMSを送信しているゲートウエイの番号(21053)をブロックしていた、という話。

最近ネット上のいろいろなサービスがセキュリティを固くする方向で、多要素認証の一手段としてSMS認証を採用することが多くなった。ログイン時にパスワードだけではなく、SMSで届く何桁かの数字を入力することでようやくログインできるような仕組みを採用することが多いようだ。
なので、SMSが届かないととっても困ったことになる。
ブラウザで目的のサービスのサイトが見えたり、アプリは開くものの、SMS認証ができなければ登録情報の変更や、生体認証への切り替えなど重要な操作ができなくなる。

で、iPhoneでSMSが来ないサービスがいくつか発生してちょっとだけ困っていた。具体的にはカーシェアのTimesとか、美容院の予約で使っていたリクルートのHotPepaerなど。困った。

考えられる原因は3つ。サービス側、ソフトバンク側、端末(iPhone)側の3つ。
このうち、サービス側が原因の場合というのは、一時的な障害しか考えられず、時間をおいてトライすれば回復するはずなのだが、数カ月にわたって回復しないので、ここが原因ということはない。

というわけで、ソフトバンク側の設定を疑った。いろんなサービスのFAQでも「SMSが届かない場合はキャリアの設定を疑ってこのあたりを確認するといいよ、ちなみにソフトバンクはここね」と書いてある設定を確認はするものの、フィルターはすべて無効になっていてどうも、ここも原因ではなさそう。

ただ、設定画面の日本語が微妙なので、何かの設定が悪さしているのかなあ、くらいにしか思ってなかった。というか、致命的に困っていなかったので、真剣にトラブルシューティングをしていなかった。
端末側のフィルターはこの項目ぐらいだろうと思ってここもあまり真剣に調べなかった。

Screenshot

しかし、iPhoneの全面ガラスがかけてしまったので、Apple Care発動させてガラス交換をした時に端末のリセットが必要となったため、修理時にOKした。iCloudのバックアップから戻せばOKだろうと思っていた。
しかし端末がリセットされると、生体認証(iPhone SE3 の場合はTouchID)もリセットされるので、指紋認証で登録していたサービスやアプリが全部再設定になる。
端末リセットから数日後にカーシェアを予約してあって、Timesアプリで指紋認証でクルマのロックを解除しようとしたら、指紋認証がリセットされていて、クルマの前で立ち往生するという事態が発生した。解錠用のカードは持っていなかったからだ。SMSが届けばその場で指紋でのロック解除設定ができたのだが、SMSが届かず再設定ができず、サポートセンターに電話してロック解除してもらうというIT爺としては敗北感を味わってしまった。さすがに本気でトラブルシュートしようと思い立った。

某銀行の指紋認証もリセットされていたので、これを再設定しようとした時のSMSは届くので、これはどうやらキャリア側の設定ではなく、端末側の設定に違いないと気がついた。
そう言えば、iPhoneに来たSMSはiMacにもiCloud経由で同期して届いていたので、iMac側で横取りしているか、何か間違った設定をしてしまったのかと思ってiMacのメッセージアプリの設定を見直してみたら、「ブロック」なる設定を発見した。

「あれ?オレ、こんなにSMSをブロックしてたか?」と思うほどの数の番号やアドレスが表示されて驚いたのだが、この中にTimesのサポートの人が許可設定するなこの番号ですと言っていた「21053」を発見した。これかー!
この番号をブロックリストから削除したら、それまで来なかったSMSが届くようになった。
SMSを拒否していたのは自分自身だった。

これがなぜ起きたのかを考えてみると、ソフトバンク回線のiPhoneのメッセージアプリには電話番号で届くSMSと@softbank.ne.jpドメイン宛に来るキャリアメールが一緒くたに並ぶ。言い換えるとSMSとキャリアメール宛の迷惑メールが混在して表示されることになる。で、このメッセージアプリ、左スワイプでメッセージの削除ができるのだが、この時、「削除してブロック」という親切機能がある。

Screenshot


キャリアメール宛に来た迷惑メールをスワイプで連続削除している時にこの21053から来ていたSMSも「削除してブロック」してしまったようだ。この番号21053はソフトバンクの汎用SMSゲートウエイらしく、多くの会社のサービスがこの番号を発信者番号として送信してくるらしい。なので、この番号をブロックしてしまうと、来なくなってしまうSMSは1社のものだけではないわけだ。メガバンクなど自前ゲートウエイで送ってくるサービスを除いて21053をブロックすると来なくなるSMSはたくさんある。

このブロックはiPhone側では確認できないのかと思ったら確認できた。
設定>アプリ>メッセージ>着信拒否した連絡先
ここにあった(iOS26)。これは、電話アプリから見られるリストと同等だ。電話アプリとメッセージアプリは同じ拒否リストを使っているということなのね。

Screenshot

というわけで、電話もメール(メッセージ)も気軽にブロックするようにしてきたが、SMSに関連するブロックに関しては今後は少し慎重にやらないといけないと思った次第。

(IT) 「お気に入り」が気に入らない

小言じじぃぢゃ。
自分がチェックしているものを「お気に入り」というのが気にいらない。
スマホやらご家庭のPCやらのブラウザに登録するのは「お気に入り」かもしれない。それは100歩譲って容認しよう。しかし、仕事で使う業務アプリケーションや、その中のアイテムについて「お気に入り」を使うのはやっぱり許せん笑
するってーと何かい?あんたはこの勤怠報告ツールを気に入ってるのかい?この基幹システムを気に入っているのかい?そして、業務上トラッキングしてないといけない、このルートのこの申請書を気に入っているのかい?本当に気に入ってる?ほんと?(しつこい)
好きでもなんでもないものを自分の「お気に入り」と呼ぶことに本当に抵抗ないの?まじで?
チェックしている、マークしている、フラグを立てていることを「お気に入り」という、接頭の「お」でちょっとお気軽でふざけた感じを出して「気に入る」という感情的に「ひいき」とか「Like」的な意味がある単語を割り当てた犯人はマイクロソフトだ。間違いない。
まだ世の中のブラウザがMosaicとNetscapeだけだった頃(他にも細々あったけど、省略)、それは次回また訪れる可能性のあるサイトという意味で「印をつける」という意味から「Bookmark」という単語が使われた。日本語化されたアプリケーションでもそれは「ブックマーク」だったはずだ。

マイクロソフトがInternet Explorer(略称:IE)をリリースしたのは1995年。Mosaicはすでに衰退期で、WebブラウザのデファクトスタンダードはNetscapeだった頃だ。Windows95にバンドルされていた貧弱なブラウザだったIEがNetscapeとの差別化という意味でUSマイクロソフトがBookmarkを「Favorites」に言い換えたのが始まりだと思う。そしてこれを日本マイクロソフトが「お気に入り」というちょっとライトでふざけた訳をつけたというのが流れと思われる。ふざけすぎだろ、とは思うが、もしかしてマイクロソフトはその頃、人々が仕事でブラウザを使う世界観を持ってなかったということなのかもしれない。
WindowsXPの頃には「IEとはChromeをインストールするためのツールでしかない」などと言ってバカにしていたものだ。
そのChromeだって「ブックマーク」という言い方を採用している。Googleですら「お気に入り」は違うだろ、と思ったに違いない(推測w)
時はながれ、IEからEdgeに代替わりし、Edgeの中身もほぼChromeに取ってかわっても、Edgeの中には相変わらず「お気に入り」は存在している。なんなら、OutlookにもTeamsにも「お気に入り」は散りばめられている。うむ、そこはもう、仕方ないから放っておく。ExcelやPowerPointには「お気に入り」がないのはマイクロソフトの中にも良心がある人はいるということだろうか。
ただ、どうしても考え直して欲しいのは、仕事で使うアプリケーションの中で、注目していたり繰り返し使うために保存しておくもののこと「お気に入り」と呼ぶことは止めてほしい。保存はしておいたほうが便利なことには違いないが、私はそれのことを気に入ってないし、好きでもない人がそのボタンをみたり、その表示をみるたびに暗い、悲しい気持ちになってしまうことは、アプリケーション開発者としては、避けるべきと思う。これはマイクロソフトに限らず、すべてのアプリケーション開発者へのお願いだ。
小言じじぃぢゃ。

(IT) AIをサーバー管理に活用する

※アイキャッチ画像もAI作(笑

AIが出始めるまで、Webサーバーやメールサーバーの構築・運用をする場合、OSSの公式ページをみて手順を確認したり、過去の同じものを構築した先輩方のWebサイト(blog含む)が書いた投稿(時には英語のページも)を読んで設定したりしてたわけ。
ただ、それらの投稿も、OSのディストリビューションとかモジュールのバージョンとかまでばっちり同じってわけにいかなかったり、モジュールのアップデートがあって、最新のものはまだ誰もやってなかったりして、ばっちり同じ設定にして完成なんてことはなくて、自分なりにいろいろ調べて設定したりしてたものだった。
要は、「答えはこれ」と書いてあることはまずなくて、いろいろな情報を検索する検索力と情報をまとめて設定に落とし込むノウハウみたいなものがないと、難しい世界だったことは確かだ。
正解にたどりつけず、セキュリティ設定をトチって盛大にSPAMメールを不正中継してしまってGmailが自分の管理しているメールサーバーからのメールを受け取ってくれなくなったりしたこともあった(告白)

それが、だ。

例えば。これまで「Fail2Ban」というモジュールがあって、うまく使うとWebサーバーでもメールサーバーでもおかしな挙動をするアクセスについては、そのアクセス元のIPアドレスからのアクセスを一定期間止めるということができる、ということまではわかっていたんだが、結局設定ファイルの書き方や関連モジュールとの連携がうまくいかず、導入をあきらめていて。人力で膨大なログを見て、怪しい動きをしているIPアドレスをVPCのインバウンドルールで拒否するみたいなことをするしかなかった。タイムリーにはならないし、網羅性も低い。

それが、だ。

AI登場で全然変わった。
「Fail2Banで怪しいログを残すIPアドレスからのアクセスをしてくるIPをアドレスからの通信を拒否したいから設定を教えて」とだけ言えば、AIが対象マシンのOSやapache、Postfixのバージョンから、今の設定ファイル(httpd.confやmain.cf)を全部読み込んでくれて、現状を把握した上で、
・インストールすべきモジュール
・書くべき設定ファイルの名前
・設定ファイルの中身(全部書いてくれる)
・設定反映の方法
・動作確認の方法
・ログ確認による設定のチューニング(設定ファイルの編集)
まで全部教えてくれる。「答えはこれ」が与えられるのだよ。言われるがままにサーバーの設定をすると、怪しいアクセスを拒否するサーバーができあがるわけだ。
これまでは調べて書いて、エラーに当たってまた調べて、という風に設定ファイルができあがるまでが大変だったし、そこで挫折したことも多かった。
その一番苦しいところがなくなっちゃうんだぜ、AI。

は や く 言 っ て よ ー ん

とあるサーバーはこれをやって、無駄なアクセスに応答しなくてよくなったので、CPU負荷が半分になった。
しばらく運用して、ログを全部送って「ちゃんと動いているか?止めちゃいけないIP止めてないか?評価して」ってお願いすると何MBもあるログを瞬時に読み解いて、設定のチューニングの手順を示してくれる。
マップルの地図(死語)を見て目的地までの道順を確認して運転していたのに、ある日目的地さえ指定すればナビゲーションシステムが道順を教えてくれるようになったのと同じ感じなのかな、とも思ったり。
ただ、AIの回答も絶対正確なわけではなくて、半端なログの解釈をして、半端なチューニングして終わらせようとするから、そういう時は厳しく説教するとちゃんと反省して学習してくれるが、人間によるちゃんとした確認が絶対必要ということとは思う。例えば「怪しいbotアクセスは全部拒否して」とお願いすると、GoogleBotのアクセスを拒否してたりする笑
そんなことしたらSEO的な死を意味することは、業界の人ならよくご存知のことと思う。
「精度悪いぞ」
「サーバー管理において『推測』は毒だ」
など、若いエンジニアにする説教と同じことをAIに向かって書いたりしてた笑

とはいえ、逆に言えば、確認する勘所さえ理解していれば、面倒くさい設定や構築、運用やチューニングはある程度AIがやってくれるので、物凄くラクになったことには違いない。これからエンジニアになろうとする人や若手のシゴトのススメ方は激的に変化するだろうと感じた老齢エンジニアなのであった。Google無しで調べ物をしたり、NAVI無しで運転したり、スマホ無しで生活したりという経験がないとありがたみがわからないとは思うものの、オレ達が不要な苦労をしていたものだ、とも思ったり。今の若い人はどういうことで苦労するんだろう、とふと思ったり笑

(IT) 黒電話のマナーモード

昨日入手した2台の電話機のうち、ベージュの方、まずは分解清掃してキレイにしておいた。

この子(601-A2型)は600型の後継機で、ダイヤル部がダンパーで浮かせてあったりして豪華仕様だ(真偽未確認)。
時間ができたので、ルーターと接続して動作確認をしてみたら、受話器をあげるとツー音は出るのだが、着信時のベルが鳴らない。
とりあえず内部を確認しようということで、開けてみたら、ベルへの配線抜いてあったよ。これじゃあ鳴らないわな。

配線を戻して底面を固定しようとしたら、600型ではみたことにないスイッチを発見。

呼び出し音量の調整ができるのだった。これは高級機種だ。とりあえず一番小さい音量にセットして呼び出し音のテストを実施。
ちゃんと鳴った。しかもリンリンというケタタマシイ音ではなく、ポロンポロンと優しい音で鳴る。
そして、その左にある弧状の変速レバーみたいなヤツ。なんだろうと思って、一番奥側に動かして呼び出してみたところ、チャイムのモーターの回転音はするものの、リンリンもポロンポロンも言わないでカタカタいうモードになった。
マ ナ ー モ ー ド か !
ということは、せっかくのバイブ機能があったにもかかわらず、配線抜いて無音にしてあったってことは、着信することはほぼなくて、発信するだけの使用用途で使われていたのかもしれない、と想像したり。
とわいえ、昭和の黒電話にマナーモードがあったとは知らなかったよ。スゴイな黒電話。時代を先取り。