(IT) viエディター

1980年代でも、CPUをシェアして使うという考え方は一般的だった。
汎用機もUNIXも一台も「ホスト」にダム端末と言われていたグリーン
一色のディスプレイをもつ端末がたくさん繋がれており、操作する人は
時々まわってくるCPUの順番で処理を許された。
こんなやつ。

CPUは文字の入力、プログラムの実行、コンパイルなど様々な処理に
対して「時々まわってくるもの」だった。ヒナがたくさんいる親鳥が
一斉に口を開けてピーピー言ってるヒナに順番に餌を与えるように。

オレの最初の端末もSun4-330にRS232cで接続されたtty端末だった。
いまでは/dev/tty0とかは、マルチウインドウの1枚のウインドウに割当
られているが、当時はダム端末の一台に割り当てられていた。
config.sysやautoexec.betを書いていた世代だったので、.cshrcや.loginを
書くことには抵抗がなかった。
当然、.cshrcも.loginもviで編集せざるを得なかったわけである。

だから、カーソルを移動するだけでCPUを使うのは、時間の無駄だった。
スクリーンは10行ほどスクロールすると動きを止め、数秒後にまたスクロール
した(感覚には個人差があります)。
viはそんな時代に開発されているので、いかにすくないキータッチで目的の
編集ができるかを主眼に開発されていると行っても過言ではなかった。
「カーソルを行末へ移動する」「カーソルを最終行へ移動する」などは
「$」と「G」に割当られているし、10行ヤンク(コピー)してペーストも
「10yy」と「p」で実現される。文字列の検索も置換も秀逸だ。

ながながと書いたのは、若い人も是非viを修得して欲しいということ。
サーバー管理でよくあることは、とあるプロセスがメモリを食いつぶして
今にも息絶えそうなサーバーにログインさえできれば、問題のプロセスの
設定ファイルを書き直して、プロセスの再起動をする、というようなことが
できる。設定ファイルをftpで落としてきてローカルのメモ帳で直して再度
アップロードするなんてするなら、ftpdも動いてないといけないし、ポート
も開いてないかもしれない。

以前から採用の面接の時、「エディターはviです」という子は贔屓するように
しているのはナイショだ。

(IT) Apple関連ドメインのメールがblockされたら

しばらく前に個人で管理しているメールサーバーで発生してたんだけど、今日は会社のメールサーバーでも発生してたので、blogにまとめておく。

Apple社のサービスで使ってるドメイン(me.comとかicloud.com)へのメールが届いてないんだけど、と相談されたら大抵これ、という解決策。
Apple社が自社サービスのメールサーバーの受信フィルタで使っている「proofpoint」というサービスがあって、こいつがある日、急に送信元のIPアドレスに従ってメールをブロックする。その基準はわからない。
ブロックされたらそのIPアドレスのサーバーを使っているドメインからme.comとかicloud.com宛のメールが届かなくなる。
/var/mail/maillog に対応策がログとして残っているので、それを実施。
logの内容はこんな;

Apr 11 06:14:46 smtp_server_name postfix/smtp[ID]: B7E93A****: to=<hogehoge@icloud.com>, relay=mx3.mail.icloud.com[17.172.34.64]:25, delay=2, delays=0.12/0.01/1.3/0.55, dsn=5.7.0, status=bounced (host mx3.mail.icloud.com[17.172.34.64] said: 550 5.7.0 Blocked – see https://support.proofpoint.com/dnsbl-lookup.cgi?ip=IP_ADDRESS (in reply to MAIL FROM command))

(smtp_server_name=自分のSMTPサーバーの名前、 IP_ADDRESS=自分のSMTPサーバーのグローバルIPアドレス)

要は「ブロックしたからなんとかしたけりゃここのサイトにおいで」と。
ログにある https://support.proofpoint.com/dnsbl-lookup.cgi?ip= へ行って自分のSMTPサーバーのグローバルIPアドレスを入力し、「ロボットではありません」にチェックを入れて「LOOKUP IP」ボタンを押す。

ブロックされてない場合はこんなだが、

ブロックされてた場合はこんな。

なので、名前とアドレスと(あれば)会社名を入力し、「ブロック解除お願いします」と日本語でもいいので、入力の上、「SUBMIT」ボタンを押す。審査中はこんな画面だけど、1時間前後でブロックが解除され、最初のブロックされてない画面になる。

一度解除されても、またブロックされているケースもあるので、注意が必要。