(IT) ネット会議には骨伝導「風」ヘッドセットがベストチョイス

リモートワーク(テレワーク)が多くなって「ネット会議に参加する時のイヤホンどうすんだ問題」に関しては結構、難民が多いと思うけど、いったん個人的な解答が出たので共有をば。
元々、ネット会議の時はイヤホンとかヘッドセットは使わずに、ノートPCに内蔵されているスピーカーとマイクで十分会議ができると思ってた(実はやせ我慢)んだが、加齢による聴力低下(これは小さい音が聴こえないというだけではなく、ある声質の人の声が聴こえづらくなることを含む)に伴って、どうも内蔵スピーカーだけではよく聴こえないことが多くなったように感じていた。
で、最初に使ったのは手持ちのJABRAのElite65t。


先代は外す時に片方を落としてしまってコロコロと車道に転がってクルマにひかれてしまったので、今は二代目。
こいつは通勤時間が長かった頃の通勤のお供としてずっと使ってたもので、音楽もたくさん聴いたし、動画再生時の音声もコレで聴いていた。何よりオレの耳にフィットする形状であることが愛用の理由。補聴器メーカーだからフィットしやすいのかな。ちなみに書いておくと、iPhoneに付属しているイヤホンはオレの耳にまったくフィットしない。娘も同様らしく、過去にクレームがあった。「そういう遺伝、いらないんで」すまぬ。2台同時接続というのも便利といえば便利(あまり活用していない)。音質も申し分ないのだが、はやりこのタイプは耳を塞ぐのでどうしても長時間使用に向かない。何なら1日10時間とか会議してるので、つけっぱなしにしていると耳の中が痒くなるし、通気性が悪いのが気になるようになった。重ねて今年の1月には左耳の中耳炎をこじらせてしまい、耳の中の通気性について神経質になるようになった。
そこで、このカナル式をやめ、手元にあったヘッドホンを使ってみることにした。
しれがAudiotechnicaのATH-A500X。


当然、音質は申し分ないし、耳に蓋をする感じではないので、そこそこ通気性もあるので、しばらく愛用していたのだが、夏場になって来てイヤーパッドの周りに汗をかくようになってしまい、イマイチ快適性に欠ける感じになっていた。マイク機能がないので、内蔵マイクが気に入らない場合には別途マイクを用意する必要もあった。とはいえこのヘッドホン、パッドの交換までして使い続けようかと思っていたのだが、並行して「何かいいソリューションはないものか」とfacebookで友人に相談したところ、「骨伝導がいいのでは?」というアドバイスをもらったので、早速新宿の電気屋さんへ視聴しに行ってきた。

うむ。確かに音は普通のイヤホンと遜色ない。耳も塞がない。だがしかし、高いではないか。マイク付きのモデルだと2万超えだ。ううむ。とりあえず価格帯は理解したので、家に帰ってAmazonで「骨伝導」を検索。
そしたら「非」骨伝導だが、骨伝導「風」で3000円ちょいのこいつを発見。


まあ、ほしいのは「骨伝導」ではなくて、「耳を塞がないネット会議用のヘッドセット」だったので、ポチってしまった。あまり期待をしていなかったのだが、これが大正解。なんと快適なことか。
まず、Bluetoothで無線なこと。そしてバッテリが10時間以上もつし、その10時間装着しっぱなしでもどこも痛くもならないし痒くもならない。さらにはマイク付きで、自身の音声も会議の相手からは評判がいい。コスパがいいとはこのことか。
強いて難点をあげれば、装着位置によっては、音が聴こえないことがあるが、ちょっと位置を直せばいいだけなので、まったく苦にならない。もっと早く調べればよかった(いつもこんなんばっか)。
要するに耳よりも前側のモミアゲあたりに来るようにセットした指向性のあるスピーカーが耳に向かって音を送ってるんだと思うんだが、まあ普通に聴こえるし、技術的検証はしていない(エセ技術系)。もしかしたら盛大に音漏れしてる気もするけど、ノートPCのスピーカーから出てる音と比べれば周囲から見れば(聞けば)無音に近いんだと想像できる。
というわけで、この「非」骨伝導で骨伝導「風」ヘッドセット、おすすめする。

ちなみに、ランニング用には安いワイヤレスを代わる代わる使ってる。超汗かきなので、大抵のものは防水だとしても数ヶ月で壊れてしまう。しかし、今回のやつはまあまあ保ってるからいいやつなのかも。


なんか今これ、4000円くらいしてるけど、セールで買った時は3000円切ってたはず。これもコスパよしである。ランニングで汗ドロになっても1年以上もっているので。

(お父さん) 四谷三丁目駅の配管がNeo Tokyo過ぎて萌える

元々、パソコンやらテレビやらの配線はキレイにしたい派。
もっとルーツをたどれば、クルマの配線をキレイに隠匿するとこから始まっているのかもしれない。
最近ではPCの画面に並ぶ小さいテレビの配線をチマチマと仕上げてこんな感じにしたりして、完全に病気である笑。

そんな配線マニアの心をわしづかみするビジュアルを現在の住居の近くで発見して震えている。丸の内線四谷三丁目駅の上下線の連絡通路だ。

もうね、見た瞬間、しゃがみ込むような衝撃。美しい。娘が美大出身だけど(関係ない)、絵心は1mmもない爺さんではあるが、このビジュアルには息を飲んだ。通行される方が通り過ぎるのを待って写真を撮った。そう、今晩の酒の肴にするために。予想では焼酎が3杯飲めるはずだ。
この配管が地下鉄を走らせるために必要な電気なのか?それとも地下鉄以外の目的の社会インフラなのか?水道はまさか通ってないだろうけど、電気なの?ガスなの?ネットワークなの?こんなにいる?とかいろんな疑問は浮かんで来るか、この際ビジュアルだけ鑑賞してうっとりすることに専念しようと思う。
そして通路が直角に曲がるこの箇所。もうね、プルプルしちゃうほど萌えちゃうよね、こうゆうの。

逆方向から行った時の写真もなかなか萌える。

これまでは、ちょいちょいと写真を撮っていたことはあった。それは駅ダレ(駅モレ)の処理関連。
都営大江戸線麻布十番駅の処理は当初から設計されていたかのようだし

都営浅草線の五反田駅も後付感は満載だが、まあまあ、キレイにやってる印象。

JR新橋にいたっては言葉を失う処理。

こんなのに比べたら、四谷三丁目のNeoTokyo感がスゴイのはおわかり頂けるかと。

(IT) 会社支給PCをリモートワークで爆速で使う方法

ドコモさんからフェムトセル基地局のレンタルしたらむっちゃ速度改善した話。
プライベートで使うスマートフォンは「ギガ不足」を気にしてできる限りWifiを使ったりしてLTE回線の通信量は減らすのが当たり前。(ちなみに「ギガ不足」という単語はお父さん的にはイケてないことこの上ないが流行りに乗って使ってみた)
ところが、セキュリティ対策が厳しい会社の中ではリモートワーク時に自宅のインターネット(Wifi)の利用を禁止し、SIMスロットのあるPCを支給して、それで業務をすることを義務付けている会社もある。今のシゴトで支給されているPCはまさにそれ。

会社支給だから通信量なんか気にしなーいとは言っても業務と関係のない動画なんて観ようとしても当然ブロックされてるし、運良く観られたとしても監視でひっかかってもろもろ面倒なことになるから、特に嬉しいわけでもなんでもない。しかも自宅には当然フレッツ引いててそこそこの速度が出る環境なので、会社支給のPCでシゴト以外のことをする必要もないわけで。

というわけで、会社支給のPCでシゴトをするわけだが、zoomの会議をしてると、相手の声は途切れるし、どうやら自分の声もちゃんと届いてない、という状況になることが多く、Teamsのチャットもタイムラグがあるようで、普段プライベートのPCでは感じたことのないストレスが。どうなってるんだこれ、と思って速度計測したらこれ。なんだこれ、ADSLか?アンテナも2本しか立ってない。

ちなみにモザイク部分でバッテンがついてるのが自宅のアクセスポイントたち。使えないようにご丁寧にブロックされている。
一番上の鍵付きは出社した時につながるアクセスポイント。というわけで、ドコモLTEあかーん。

まずは会社経由でドコモの法人営業の担当の方にお願いしてレピータをお借りしてみた。これは窓際までは電波が来てれば、それを増幅して屋内に飛ばしてくれる機械。検索してみると、効果があった人もいないわけではないようだったので、期待したが、ほぼ効果がなかったのですぐに返却した。
というわけで、シゴト熱心なオレはフェムトセルの手配をしてみた。使える回線に条件があって、おおまかに言えばフレッツならOK、ケーブルTVはNGみたいな感じ。無料で貸してくれるわけだが、本当に電波が悪いことも条件のひとつ。なので、申込みをして1ヶ月ちょっとで電波計測器を持ったドコモの担当の人が自宅まで計測に来る。そこで回線業者(NTTとか)が開通時に置いていく「開通のお知らせ」をすぐに見せられればその場で機械一式を置いて行ってくれるが、今回オレは書類を紛失してたので、後日再発行してもらったもののコピーを送って機械を送ってもらった。設置については、標準はドコモの人がただで工事してくれるみたいけど、自宅の配線を他人にいじらせるなどまったく許容できないので、「自分やります」と宣言すれば自分でやることができる。
届いた機械一式の箱の中には3ポートHUBとLANケーブルが3本も入ってて到れりつくせりだが、ケーブルはピッタリの長さのものを作って使うので、本体以外は開封せず返却時にそのまま返すために箱に戻しておいた。

マニュアルを見ると、ルーターより内側の空いたLANポートに挿すのではなく、ONUとルーターの間にスプリッタみたいにHUBを挟んでそこから分岐して接続するらしい。以前いた会社でもPBXはこんな感じで接続していたので、違和感はない。

接続し終わってもすぐには使えない。どんな通信をしているのかどんな準備をしているのか知らないけど、丸2日くらい一番上のランプが赤点灯のままだったが、気がついたら緑点灯になって利用可能な状態に。早速速度計測したらこんな感じ。

おおお、だいぶ改善した。アンテナも5本バッチリだ。まあ、VPNゲートウエイとかでだいぶロスしているのはあきらめたとしてもzoomが普通に使えるレベルにまで改善した。やっほい。
個人がプライベートで使うスマートフォンで使うにはまったく意味がないことはおわかりいただけると思う。月数千円の光回線を引いた上でドコモに通信量も払うんだから、どんだけドコモ愛なのかと。Wifiのアクセスポイントをおいて、スマートフォンもWifiで使えば光回線費用しかかからないわけだし。だからこれは通信料金を気にしないでいい人だけに意味のある話。
とはいえ、まともにzoomが使えないとまさにシゴトに差し支えるので、会社支給PCがドコモSIM縛りの人でフレッツが来てる人は検討してもいいかもしれない。

余談になるが、スマートフォンの契約がソフトバンクだったので、ネットからソフトバンクのフェムトセルも実は同時に申し込んでみたが、だいぶ仕組みが違っていた。まず、ソフトバンク光だと標準でついてくる「光BBユニット」というものが必要。これはソフトバンク光契約者以外だと月額500円のレンタル費用がかかる。しかし、ドコモと違って現地調査はないし、フェムトセル本体は2週間ほどで到着する。接続してから使えるようになるまではやはり1~2日かかった。困ったのは元々あるルーターでIPv6の通信を始めるとフェムトセルが通信エラーになること。そして、基地局からの電波も悪くない環境だったらしく、フェムトセルの電波をほとんどつかまなかったので、早々に返却してしまった。ただ、ひとつだけソフトバンクの優れている点があって、スマートフォンで「*2610」をかけると、フェムトセルと基地局のどっちをつかんでるか応えてくれる機能があること。

(IT) LGモニター22MP68VQスタンドを外す

別にデイトレーダーになる気はまったくなくて、適当に動画ながしたりニュース流したり時計表示したりするのに余ってたLGのモニターを活用しようかと。

LG 22MP68VQ

LG 22MP68VQ

まずはスタンドを外そうと、ネットで調べて脚の部分は簡単に外せたんだが、脚の根っこが残る。モニタースタンドに設置するだけなら、これが残っても問題にならないのだが、壁面にぶらさげようと思っていたので、まったく機能していないスタンドの脚にこんなに奥行きが取られるのは我慢ならんわけで。

よく見ると「向こう側」からもネジで留まってる。もう壁面に下げる気まんまんだったので、こいつを除去したくてたまらなくなった。雨の週末にはちょうどいい暇つぶしだし。
というわけで、背面から見えるネジを3箇所外して、リアのパネルをバキバキとはがすことに成功、無事にスタンドの脚を裏から留めてるネジの頭とご対面(笑)
2本のマイナスドライバーを駆使して外すわけだが、クルマの内装を剥がしたことがある人なら苦もなく外せるはずだ。当然、2箇所ほどツメがかけちゃったけど気にしなーい(やせ我慢)

無事に脚の根っこ(股関節?)を除去して背面すっきり。

以前仕入れたHDMIのL型アダプタも活用して壁面にモニターを設置。まずは時計でも表示するか笑

(IT) 「ウチのネットワーク遅すぎ?!」と思ったら

性能の向上に貢献しない見た目のことばっかり書いてるblogと思われるのもアレなんで、たまには性能向上に関するネタを。とは言え、「結論は最初に、説明はあとで」の原則にのっとり、先に結論を書いておくと、
自宅(自オフィス)のLAN内に遅いHUBが挟まってて速度劣化させてたりしてるケース結構ありますよ
って話。
知人のオフィス件住居のネットワークが遅いからちょっと見にきてよ、という依頼があったので、見に行ってきた。オフィスの方は打ち合わせで行った時にLANの配線があまりにもごちゃごちゃしてたので、志願して数年前にLANケーブルの整理をさせてもらった場所。HUBはデスクの上になくてもいいので、机の裏側に取り付けて、配線も裏側を這わせてデスクの上をスッキリさせたのだった。

で、今回。行ってみてさっそくオフィスのPCをfast.comで計測してみたら、50Mbps出ないくらいでうろうろ。「うーん、光回線で来ててこの計測結果だと、どっかおかしいですねえ」という話になってトラブルシュート開始。一番外側のルーターがある機械スペースにノートPCを持っていって、フレッツのルーターのLANの口と有線で接続して計測したら300Mbps以上出てるので、どこかでロスしていることは確実。しかし、内部で大量のトラフィックが発生しているわけではないので、LAN内に4台あるというWifiのアクセスポイントがルーティングしててその設定がおかしくて輻輳しているとかなのかなあ、というレベルで、これといった原因はその場では思いつかなかった。


(ちなみに、重ねてある下の方はコールドスタンバイの予備機。)

メインのHUBで一本づつケーブルを抜いてスピードの差を確認してみたが、自宅フロアのWifiアクセスポイントに繋がる線を抜いたところで、計測に使っていたPCとインターネットへの接続が切れるという怪現象が発生。このアクセスポイントの管理画面にログインしてみたら、アクセスポイント自身のIPアドレスは固定で設定してあったが、デフォルトゲートウェイとDNSの設定が空っぽだった。自身のIPをDHCPで取得しているなら空欄でもいい場所だが、ちょっと気になったので、フレッツルーターのIPアドレスを設定しておいてアクセスポイントを再起動。それによって有線接続しているノートPCがインターネットに出られなくなる怪現象は解消した。そもそも通信を経由させていないアクセスポイントの設定が他のPCの通信に影響あるのがおかしいのだが、起動時のネットワーウ経路をキャシュしてたりするのかな?くらいしか想像できないし、解決したので深追いはやめた(いい加減w)。速度も80Mbps〜90Mbpsまで出て安定したが、そこで頭打ちに。うーん、もうちょっと出るはずだよなあ、と思って機械室に戻ってHUBを眺めるというか睨んでいて気がついた。

この16ポートのHUB、100Mじゃん!

そらー100Mbps弱で頭打ちになるわー。
というわけで近所のヨドバシへ行ってHUBを購入。ヨドバシの店頭在庫はふつーのご家庭向けなので、16ポートは並んでなくて8ポートしかなかったので8ポートのギガビットHUBを2つ購入。上流のルーターのLANの口にまだ余裕があったので無問題。

周囲の配線も可能な範囲でキレイにして付け替えたところで計測したら200Mbpsにまで改善。その後の話では450Mbpsくらいまで出たらしい。

そう言えば1年ちょっと前にオフィス移転を手伝った某社のデスク周りからも100MbpsのHUBがいくつか発掘されたのを思い出した。

また、別の会社で半年ちょっと前にも移転を手伝ってて、その時はラックの移設をほぼ一人でやったけど、その時はさすがに100Mbpsの機器は発掘されず。

とはいえ、ご自宅のテレビの下とかルーターの横にある5ポートHUBが100M/10Mのまま、ひっそり10年使ってます、みたいなケースあると思うなー。せっかく速い回線に切り替えても、ちゃんとLAN内を見直さないと恩恵を受けてない可能性ありますよー、というお話。一度チェックしてみては。