(IT) メンションに敬称つけるの何なの?笑

facebook、Instagram、XなどSNSだけではなく、Teams、Slackといったビジネスコミュニケーションのツールでもメンション機能ってだいたいあるよね。自分の投稿が誰宛のものかを明示するための機能なんだが、詳細はここでは割愛する。ggrks。
で、このメンション機能、大変便利ではあるのだが、「マナー講師」みたいなデタラメを吹聴して金をまきあげるような人種がいる国ニッポンにはこのメンションに「さん」とか「様」とか敬称をつけないと失礼だ!みたいなアホなことを言い出す奴がいたみたいで、敬称をつけないとクレームしてくる低能層を輩出しているようだ。
バカなの?何なの?
冒頭書いた通り、メンションとはそのツールの機能であってコメント(投稿)の本文の一部じゃないんだよ。
メンションされた相手側にメンションされたことを表示させるための機能。
メールで言えばToとかCcであって本文の一行目じゃないわけよ。
SMSやLINEでSubjectとかToとかCcとか本文じゃない機能部分を認識できない人が増えたのか。
つけたい人は敬称つけて自己満足してればればいいと思うけど、オレはつけないよ。
メールのToに敬称つけたらエラーになって届かないだろ?笑
あれか、英語圏の人をメンションするときはメンションの前にDearとかつけちゃうのか?(余計届かない可能性増)
サカナ君に「さん」つけるのと同じってことよ(違

併せて読みたい:(IT) 件名:メールの件名について

(IT) ITエンジニアの最初の一歩

6月いっぱい人生初の「有給消化」で1ヶ月休んだけど、一瞬だった。そして、その間にこのblogサーバーのmysqldのバージョンアップに失敗して4月~6月のエントリーを失ってしまったこともあり、だいぶ間が空いてしまっている感じになってしまった。
もう、老い先短いので、ネタを選んで書くというよりはもっとフランクになんでも書いておこうと思ったので、日々の雑感を書いておく(以前にもそう思ったことがあったが、なかなか筆が進まないのだった)

妻が某公共機関で若者の就労支援の仕事をしていて、若者の相談にのり、面談へのアドバイスをして、採用が決まった場合は定着支援ということでフォローアップまでしている。

ただし、相談員はほぼ定年退職後の方々で、今のIT業界のことなんてまあわかってない人が面談して昭和のアドバイスをするみたいな図式になってしまうことは構造上しかたのないこととあきらめている。この構造がおかしいことは、今回論じない笑

先日、妻と話していて「ねえねえ、未経験でITエンジニアとして採用された子がね、研修ナシで現場に入れられて打ち合わせの議事録書かされてばっかりだから辞めちゃったらしいんだけど、これってどうなの?」と聞かれた。「他の相談員の先輩(実際の呼び方はもっとヒドイものだったが、ここではキレイに)はみんな、『それはおかしい、未経験採用したら最低半年は研修してもらわなくちゃねえ』という意見が大半で、彼(彼女だったかな?)の退職について大筋合意で、その会社はヒドイ、という結論だったらしい。

いやいやいやいや。

未経験者を採用して、プログラマーにするために研修するなんて、リスク高すぎて、今どき、どんなITの会社だってやるわけないでしょ笑
研修するとしたら、理系または情報系でITリテラシーのベースがあって、そこに自社のお客さんへ売り込めそうなスキルを追加するために数週間から数ヶ月の研修をすることが稀にある程度で、とりあえず現場にいれちゃうのはSIerとしては自然だよなあ、と思うわけよ。
そして、妻の職場の先輩方が判で押したようにいうのは「IT未経験はインフラ監視から」という鉄則。
今人間が24時間365日で監視しているシステムなんて、かなり減ってますよ、センパイ。
アラートが上がったら一次対応は自動だし、待機系に切り替わったりしてその場で人間が対応しないといけないシステムなんて設計が悪いだけよね。
ちょっと回り道したけど、未経験で入って日本語ができるなら、打ち合わせ議事録を書かせるのは全然いいことと思うわけよ。
理由1:そもそも打ち合わせの議事録を起こす案件(顧客)はスジがいいことが多い。必ずいいわけではないけどね。ただ、ブラックな案件(顧客)では議事録はまず存在しないので、最低条件はクリアしているように思う。
理由2:案件の全体像が早く理解できる。議事録を起こしながら質問をしたり、調べたりして何をするプロジェクトなのかの理解が進む。いきなり製造や監視やキッティングに突っ込まれて仕様書やら手順書やら見ているだけだと、ただのレンガ積みにしかならないが、議事録を書くとレンガを積んでる意味がわかってくるはず。当然、当人の意識にも依存するわけだが。
理由3:未経験の若手を一人で議事録下記に入れるなんてことは考えづらくて、必ず同じ所属会社の先輩がいるはずでフォローしてもらえるはず。
理由4:ステークホルダの関係性が見えてくる。これは若手には難しいかもしれないが、プロジェクト内の優先順位や意思決定のプロセスがわかるので、今後のプロジェクトマネジメントに関する知識が吸収できる

というわけで、「ITエンジニア=プログラマ」なんていう刷り込みを就労支援の現場から排除しないと、未経験若年層のIT業界へのチャレンジがうまくいかなくなると心配している、という話。

(お父さん) 学生時代のサークルのOB会

大学を卒業したのは1990年、バブルまっさかりの時代だった。
就活の時期には1学年100人ちょっとの数学科の壁に並んだ求人票は大手企業だけの募集人数を足しても学生数の10倍以上になったし、一番募集人数が多かったのは日本IBMの「∞」笑
厳しい就活を強いられたらしいバブル崩壊後の氷河期に就活をした皆さんには大変申し訳無い。
そんな時代にはまだ「IT」なんて洒落た名前も「パソコン」なんて呼び名もなかった。数学科出身者は学者になるか、教員になるか、保険会社のアクチュアリになるかしかなくて、コンピュータ関連のことがシゴトになるとはイメージできない時代だった。しかし、そんな時期でも大手メーカーはコンピューター事業に舵を切るためにたくさんの求人を出していたんだろう。そんな中でもコンピュータに興味がある学生達に、大学が準備した電子計算機を一般の学生に使わせるための部屋の管理を委託されていて、その学生達がサークルのような集まりを形成していた。「電算(でんさん)」と呼んでいた(正式名称は「電子計算機委員会」)。
一般の学生に使わせるという名目の部屋ではあったが、結局そのボランティアで管理をしているという言い訳の元、メンバーがサークルの部室のように使うようになるのは自明ではあるわな笑
この部屋にはVAX-11をはじめ、N5200、PC8001、PC8801、PC9801、FM-7、FM-8、PC/ATなどがあり、記録媒体は8インチ、5インチのフロッピイーディスクが主流だった。3.5インチは出始めの頃。ネットワークは存在せず、すべてがスタンドアロンだった。
今では博物館モノのコンピューターを使い放題だったのだから、純粋なスキモノにはたまらない空間だったはずだ。


Copilotが想像した電算室

実際の電算室

1990年以前に卒業した先輩方はどちらかというと純粋に数学とコンピューターが好きな方が多く、後輩の中にもそういう人もいたが、どちらかというとサークル的な活動をメインで楽しむ人も増えたように感じている。
そんなサークルの1990年卒業を中心として前後4~5年卒業のOBを集めたOB会を企画・開催した。同年代の皆さんはよくおわかりのことかと思うけど、還暦間近になると、シゴトについては定年が現実的に眼の前に見えて来て、大きく生活が変わる転換点になると、なんだか人々は若い頃の仲間に会いたくなるらしい。これなんて呼ぶんだろう、厨二病に対して還暦病?笑
そんな還暦病の集まりを企画し実現するための幹事チームのTipsを共有しておく。

(1)名簿作りは重要
今回、事前準備で苦労したのは声をかける母集団のリストとしての名簿の作成。卒業してスグのタイミングでは有志によって名簿の運用が行われていたが、20年以上更新が滞っている状態だった。メーリングリストも存在していたが、このリストについても更新が停まっていた。それらの名簿やリストも動員して最新の連絡先を検索したり、X(twitter)やfacebookで細々と個別に繋がっている人々から紹介してもらったり、実家に電凸したりして、かなりの数のメールアドレスが判明したが、調査はなかなか大変だった。先輩方は年賀状ネットワークから情報取得したとも聞いている。年賀状だいじ。しかし、結果として消息不明なメンバーもいた。
OB会をやるやらないにかかわらず、名簿管理については重要であることを理解した。
個人情報入力フォームへの入力を依頼し、各情報(メールアドレス、携帯番号、住所)の公開可否も入力してもらって、本人が公開を許可した情報のみを並べた名簿を作成して全員へ共有することとした。

(2)リーガロイヤル東京には「稲門会パッケージ」が存在している
大隈庭園の奥にあるリーガロイヤル東京は通路でカフェテリア(旧学食)と繋がっているだけあって、稲門会パッケージがある笑
特典は
・乾杯用スパークリングワインプレゼント(早稲田大学専用ラベル)
・校歌再生料無料

写真でグラスに引っ掛けてあるGlassMakerはこういう立食の宴会のときに自分のグラスがわからなくならないようにするツール。幹事チームのタカノブが3Dプリンタで全員分を作ってくれた。これもなかなか好評だった。
愛校心薄めなOBが多いサークルなので、歌詞はプロジェクタで投影したが、イントロが流れると全員の右手が上がったのを見て意外と愛校心あったか?と思ってしまったなど笑

(3)プロジェクタはレンタル
上記稲門会パッケージを使っても、会場でプロジェクタを借りると5万5千円。音響もちゃんとやってくれるという前提ではあるが、予算的にかなり厳しくなるので、レンタルすることにした(持ち込みOKなことは事前に確認した)。検索の結果利用したのは「プロジェクターレンタル屋さん」。120インチのスクリーンへ余裕で投影できる最新式のプロジェクタが4500円でレンタルできた。申込時には「長いHDMIケーブルのお申し込みを頂いておりませんが、皆さんお使いです。本当にこれ、ナシで大丈夫ですか?」と神対応をしてくれた。長めのケーブルは持っているので、お願いはしなかったが、いいサジェストだなと思った。当日午前必着でホテルへ送ってもらい、使い終わったら会場の近所のコンビニから宅急便で返送すればOK。
返送の手間だけ諦めれば90%以上のコスト削減を実現できるので、ホテルやイベント会場の機材が高いような場合は検討してみるといいと思った。オススメである。

(4)近況は事前に共有
参加予定者数が40人を超えてしまったので、順番に全員が自分の近況をマイクでしゃべることが時間的に不可能なので、近況というかそれまでの人生の軌跡(就職、結婚、子供、病気、事件、居住地など)と、今何してる?の2項目については事前にパワポのシートを全員に書いてもらって回収し、pdfにまとめて事前に配布した。これによって来場時には出席者全員の近況を大体把握しているところからスタートになるので、会話のきっかけが作りやすく歓談も最初からスムーズに始められたように思う。名簿作りと併せて幹事チームの負荷にはなるが、やっておいてよかった。そして、何人かは出して来なかったので、そういう人は強制的に当日マイクを渡して喋ってもらった。

ビジュアルがほとんど変わらない人、かなり変わった人などいろいろいたし、全然忘れてたエピソードを聞いたりして個人的にも大変楽しめた。参加してくれた先輩方や後輩達からも感謝のメールやメッセージをたくさんもらったりして、今回、このタイミングでOB会をやってみたのはとてもよかったと自画自賛している。

ちなみにCopilotが生成した電子計算機委員会のOB会の様子がこれ。

(お父さん) 手元スピーカーにトライ

遺伝的に耳が悪い。聴こえづらいのだ。人よりもスタジオやライブハウスで爆音を浴びたり、ヘッドホンやイヤホンの音量を高くして聴いていたこともないので、後天的な理由ではなく、もう先天的というか遺伝的なものと思われる。こればっかりはしかたない。
似たような年齢の家人はそういうことはないので、日常的にテレビの音量(とエアコンの設定温度)で意見が合わずに小競り合いになるというのは一般的なことと思われ笑。
知人に紹介され、クーポン使えば1万円を切るということで、これを買ってみた。

要するにイヤホンジャックからテレビの音声を取得してそれを無線で飛ばして、手元に置いたスピーカーで受信して音を出すというだけ。スピーカーは充電式なのでワイヤレス。テレビまでの距離がある場合、音を聴こうとしたらどうしてもボリュームを大きくしがちなんだけど、これみたいに手元で音がするならば、大きくする必要もないよね、というもの。ボリュームでかいと、家族は当然、もしかすると近隣にお住まいの方にも迷惑をかける可能性もあり。ボリュームを下げられるなら、それに越したことはないよね、と。

使ってみてわかったことは「これまでいかにテレビの音声に部屋を支配されていたか」ということ。テレビから大きな音を出すことで部屋全体がその音に支配され、他の会話が発生しない状態になっていたことに気がつく。この小さなスピーカーがテーブルの上でテレビ音声を流していても、内容が聴き取れてはいるが、部屋全体がその音で支配されていることもなく、人間同士の会話がとても自然にできることに気がつく。テレビの音声が一参加者以下になることで、部屋の中にいる人のコミュニケーションが変化する感覚。いやこれ、やってみないとわからない感覚かも。とはいえ、テレビの画面が大きくなって、そんなに画面に近寄らなくなってから、ちょっと忘れてた感覚かもしれない。これはだいぶいいぞ。

機能面で、いい方向である意味想定と違っていたのでその共有をちらっと。
<Bluetoothトランスミッター小さい>
テレビ側に接続するトランスミッターが思ってたよりも小さい。置き場所に困らなくていい。向きとかもどうでも良さそうなのでウレシイ。もうちょっと大きな物を想像していたので、ちょっと驚き。

<光音声入力がある>
イヤホンジャック(アナログ)からの音声だけではなく、光音声入力(デジタル)もサポートしているので音質に神経質な人も満足できるんじゃないかしら。当然、テレビ側に出力端子がないと活用はできない。

<サブウーハー(?)付き>
底面にサブウーハー的なデバイスがついているようだ。「音楽」とか「映画」みたいなイコライザー設定があるので、そのあたりで活躍するのかな。内蔵バッテリーのちょうどよい重さもあるので、カーペットとか布団の上より、テーブルみたいな硬い物の上において、一緒に鳴らした方が効果がありそうだ。

<その他親切項目>
・マニュアルの字がでかい
・ケーブルの両端に番号シールが貼ってあって間違いづらい
・Bluetoothペアリング済
・ボリュームつまみを押すとミュートになる

というわけで使ってみたら、部屋の中の音声支配率が大きく変化した、という話。

(IT) 東海道新幹線「S WorkPシート」

10月20日から正式運用開始という東海道新幹線の「S WorkPシート」が予約できたので利用してみた。

予約の時、B列がない座席表になっててどうなってんのかなあとは思ったもののネタになればいいかということでA列の席を予約してみた。

予約した後ググってみたらPシートの存在を知り、なあるほどう、と。正式運用前だからなのか1200円の追加チャージなく決済されて。

予約の日が来て座ってみたが、まずはどんなに混んでも隣に人が来ない安心感と座席横の小物置きスペースが便利。テーブルにも窓際にも置けないもの、あるよね。テーブル狭いし。
そして話題の新型テーブル、通常位置と引っ張った時の差がこんな感じ。


確かにパソコン使いやすい。そしてこのテーブルの素材が標準のものより柔らかい。タタタタ、ターン!と打鍵音を響かせるタイピングハラスメント対策がされているようだ笑。B列のテーブルは標準のままだったので並べて比較するとこんな。

だいぶ違う。

ちなみにB列はリクライニングしないので、A列でリクライニングして振り返ると後ろのC列の人と目が合うことになるので脇目もふらず仕事しろってことなのかもしれない。