メールに関する小言

今日はたまたま横田さんの講演を聞く機会があったので、ちょっとメールについての小言。

ちなみに今日の講演はこれ

○Subjectは英数字で
昔はメールツールが使えないUNIX端末で、mailコマンドで読んでる人がいた。
そういう人はたいてい全角(2バイト文字)のSubjectが文字バケして読めなかった。
よって、そういう人が読む可能性がある場合は、Subjectは半角の英数字で表現
するのが常識だった。当然、半角カタカナなどという邪悪な文字も使ってはいけない
という掟もあった。

○署名は4行までが望ましい。
どうせ毎回書くし、変化もないし、どこの誰かわかればいいんだから4行で十分だろ、
言いたいことは本文で書けよ、広告なんてありえない、という時代にメールを教わった
ので、10行にも及ぶ署名を見ると、勝手にドキドキしてしまう。
逆に署名がないのも不安。これは「ここまでで通信終わり」の意味のある文字列が
ないと、通信に失敗したか?と思う世代だからだ。最近ではそんなことありえないけどね。
ついでに書いておくと、mailという通信手段の他にもnewsというのがあってね。
エンジニアの人ならわかると思うけど、/etc/servicesにポート番号の一覧があるけど、
119番のnntpというポートを使う通信。
長くなってしまったけど、mailとnewsは署名を共有することが多くて、4行までルールは
実はnews側のエチケットだったりするのだ。newsに関しては、別の機会に。

○全文引用なんてありえない。

途中で増えた宛先の人はどうすんだ、ってことになるけど、それは別の話題として
別のメールにするもんだ、ってことだ。また、メールのヘッダにはIDがあって、元の
メールのIDも実はちゃんと書いてある。スレッド形式(ツリー形式)の表示ができる
のはそのため。だから、そのIDが書いてあれば、元のメールは辿れるだろ、って
ことで全文引用するのはありえない。

とはいえ、最近ではSubjectの日本語は解禁にした。しかし、短い署名と 全文引用
しないことはいまでも続けている。でも、他人には強要しないことにしている。
もうそんな時代ぢゃないし、ファンクションで考える時代だから;-)

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