(クルマ) 修理のセンスの無さに泣く

前回のblogで「もうダメだ」的に書いたけど、皆さんの指摘から
とりあえずサーモスタットを交換してみたら、ちょっと具合よく
なってしまった話。

週末。
ゴミ出して、洗濯して、家族を駅まで送って行ったら作業開始。
サーモスタットは一番まえ側のドーム状のハウジングの中。
IMG_1605
10mm三箇所で止まってるだけ。ネジがすっごい緩く締めてあって、
すぐに緩む。ちょっとゆるめてから、ああ、クーラント抜いとくの
忘れてた、ってことでラジエタ下のコックをひねってジャー。
IMG_1607
まずは、ミス1。
(本当は回収してちゃんと処理しないといけない)

ハウジング外しつつ、一応アッパーホースもはずしておいてみる。
サーモスタット君とご対面。ポッチが手前側なのは2回目の
作業の時にこの写真見なおして気づくなど。
ミス2。
IMG_1609
外して、新旧いっしょに温めて動作確認したけど、旧は87度、
新は79度の刻印があって、温度は違うが、動作はほぼ同じ。
刻印の温度になると上の弁が開いて水が通るようになる。
旧は冷えてる時も開いてしまっているのが唯一の差。これが
壊れてる証拠なのか?
IMG_1618

何故かOリングパッキンが2個入ってたけど、外した方のサーモスタットは
上側にしかパッキンはさまってなかったので、そのようにして装着。
パッキン一つ余らせて作業終了のふり。はい、ミス3。
緩めに締めて、いったん完成。クーラント5リッタ入れて試運転。
近所のホームセンターへニャンコごはんを買いに。

水温は100度をちょっと超えることもあるが、ファンが回って、ちゃんと
100度より下まで戻って来るので、オーバーヒートはしなさそう。
IMG_1623
でも、走っててクーラント臭い。
駐車場でボンネット開けてみたら、サーモスタットハウジングの継ぎ目から
じわじわの漏れてた。この場で増し締めしようと思ってホームセンターだし、
10mmのボックス買っちゃえばいいぢゃん、と思ったらKTCしかおいてなくて、
無駄に高い。ロイヤルホームセンター、こういうこだわりはいいんだけどね。
家に帰ればSnap-onの10mmのボックスがあるのに、ここで10mmのボックスで
1000円は払えない。(あ、10mmと13mmだけいい工具持ってます。あとは安物)
漏れてるのじわじわだから大丈夫だろう、ということで、その場で増し締めは
あきらめて、買い物して帰宅。水温は想定の範囲内を上下。

家に戻ってすぐに作業したいキモチを抑えて洗車して時間かせぎ。
クーラントが高温だから、作業できないから。

ハウジングの10mmゆるめてもクーラントが吹かないくらいになってから
作業再開。よく見たら、パッキン裂けてる。締めすぎた、か?ミス4。
IMG_1627

あまったパッキンが気になって師匠のSあにぃに相談の電話。
「下側もつけるんぢゃない?」
をー、そうかも。ネット徘徊しても、下側にもつける的な記述がみつからなかった
けど、2個あることに理由があると信じて下にも挟んでみることに。
IMG_1625
裂けちゃったパッキンは諦めて、旧い方のパツキンを流用して挟んで固定。
ついでに本体のポッチの位置が違ってたので、正しい位置に直して装着。
IMG_1626
本能トルクレンチで締めすぎないように三箇所の10mmを締めて2回目の試運転へ。

試運転は事前に予約しておいて港南台のオートバックスでクーラーガスの充填。
行く途中、水温は大丈夫。到着後に確認したけど、ハウジングからの漏れも
なくなってたので、いったんサーモスタット交換修理としてはは終了か。
ガスは2本入って2,160円。作業してくれた人、汗だくでやってくれたのに
工賃も不要だし、安い。みるみる冷えるようになってコスパ最高。
IMG_1630

帰りにヨーカドー寄って買い物して帰ろうとしたら、サブタンクから溢れてた。
入れすぎたクーラントが排出される仕組みはあるのだが。
IMG_1632
とはいえ、次の問題点がわかった気がする。

(クルマ) 故障して呆然中

いろんな人から「クルマどうしたんですか?」と聞かれるたびに悶絶してる。
いや、かなり致命的に壊れてます。わかる人が聞いたら怪談よりオカルト。
「ヘッドガスケットが飛んで、クーラントがピストン側に回ってる」状態。
人間で言えば、消化器系の一部に疾患があり、食べ物が通る経路に血液が
流れ出ていて、消化器系にも問題が発生するし、血液も足りなくなる状況。

金属製のパッキンが熱と経年変化でこんな感じになってると想像される。

出展:すずたかWeb( http://suzutaka.fc2web.com/maintenance/0218.html )

現状、エンジンは始動するが、水温上昇が激しく、駅までの往復以外に
使い道がない状況。来週キャットフードを買いに行くのはチャリで行かないと
いけないかも、と予測される。

水温が急に上がるのは、もしかしたら、サーモスタットの不具合の可能性も
あるけど、根本的にはガスケットだと思ってる。

先日のオーバーヒートも、エンジン本体やヘッドに少なからずダメージを
与えた可能性も高い。
メルセデスらしく修理するためには、ざっくり見積もり金額40万円。
それでもこれは、軽傷だった場合の予測でさらに深刻な場合はこの限りではない。
娘が免許を取ったらこのクルマをあげる約束だったのだが、少しだけ間に合わなかった。
ちゃんと直すのは断念した。走行距離ももうすぐ14万kmだしな。

ただ、オイル側にはまだ水は回ってない。先週オイル交換した時も、
目視ではエンジンオイルへのクーラント混入はなさそうな感じだったし。
oil抜いたところ
もしかしたら、すっごいジャンクな方法でなおるかも。
そう、止血剤のような感じのものを飲み込むなら・・・

[amazonjs asin=”B0067VR702″ locale=”JP” title=”Holts(ホルツ) ラドウェルドプラス 250ml MH300 HTRC3″]

しかし、止血剤が他の消化器官に悪影響を与える可能性もある。
そしてその影響の方が致命的になる可能性もある。

さて、と。

(クルマ)「やさしい運転」とは

あらかじめ書いておくけど、ソニー損保さんに恨みも何もなくて、ただ単に、
このデバイスに興味があっただけでなので、自信がある人はぜひチャレンジ
してみるといいと思う。

さて、先週Webで発見したソニー損保さんの「やさしい運転キャッシュバック型」保険の
トライアルを申し込んでみた。
デバイスはすぐに届いた。
SONY2

早速ダッシュボードに装着して連休中の運転をモニタリングしてみた。
合計5時間ほど運転したところで結果が表示され始めた。
SONY損保

モニタリング中、警告音が出て「やさしい運転でない」と判定されたのは3回。
・先行車が急に道路沿いのコンビニに入るために急ブレーキを踏み、それに対応するための急ブレーキ
・国道357でウザいワンボックスをチギるための信号ダッシュ時の急発進
・自宅前のスロープでのバックでの下り坂でのブレーキ操作(誤判定と思うが仕様と思う)

こういうことをすると、警告音が鳴り、「やさしい運転」回数がリセットされる仕組み。
マニュアルには、詳細な採点基準が書かれていないのであくまでも推測ではあるが、
計測しているであろう3秒以上の停止の直前のブレーキ操作の滑らかさと、停止直後の
発信の滑らかさを評価しているように思う。とはいえ、個人的には、特別なめらかに
運転しているわけではないか、警告音を鳴らすようなことは、原則ないかな、と思う。
言い換えれば、よほどぎくしゃくした運転をしていなければ、このデバイスによる
評価は高くなると思う。

現在のスコア71点は、保険料が10%~20%割引になるスコア。
街中で、前方の状況を正確に把握し、合理的に運転すれば、誰でも割引になると思う。

だがしかし(笑)
昨日は品川までの首都高横羽線で行って、帰りは湾岸。今日も都内へ出るにの横羽線で
行って帰り湾岸というルートを通る中でいつもの通りの走りをしたわけだが、
この「やさしい運転」デバイスは何も反応せずw

たとえば、追い越し車線を悠然と100kmで走るハイブリッド車を左から抜くとか、
がら空きの一番左のレーンをバビュンと行くなど、うちの嫁さんから言わせれば、
「おまわりさん、この人です」的な走りをしていたのに、だ。

確かに、無駄に減速しないために、すいてるレーン(というか、前が空いてるレーン)を
選択してるし、左右の揺れは発生しないほどなめらかなステアリングはいつも通り。
無駄に加速もしてないし。

というわけで、このデバイスにGPSがついてて、速度計測されてたら完全にアウトな
わけだが、それはわかんないので、結果をお楽しみに。でも、個人の行き先とか経路が
わかっちゃう(=個人情報)ような情報を取るような冒険はソニー損保としてもしないと
思うんだけどなあ。どうなんだろう。

とはいえ、「お客様のやさしい運転は評価できますが、最高速が問題外です」みたいな
返事来たら、それはそれで楽しいw

(クルマ) HID用リレーとハーネスの新設

「バッ直」って言うらしい。
「バッテリーから直接配線」の意味と想像。

先週、ぐらぐらの光軸を治したが、点灯しない事象はそのまま。
まったく点かないのではなく、気まぐれに点いたり点かなかったり。
片方だけ点いたりね。
バラストという黒い箱が寿命なのかと勝手に想像して、新しいキットを
買おうかと思ってたら、ノーマル配線からの電流だけでは足りなくて、
HID点灯時に昇圧しきらないことがあるらしい。
というわけで、ノーマル配線はoff/low/highの信号だけ取ってきて点灯の
ための電源をバッテリから直接とるキットを購入。
ちゃんとしたHIDのキットだと、これもはいってるらしいけど、安物中華キット
にはこのハーネスが入ってなかった。内容物を確認して買うべき。

こんな説明書ついてるけど、実はコネクタ形状確認しないで買った。

Screenshot_1

安物中華キットもコネクタは汎用だったらしく、ばっちり適合。
しかし、問題点が二つ。

(1)バッテリ側のO型端子が小さい→在庫の大きなものへ変更
(2)ケーブルが短い。→パツパツだがやりくりして結線

果たして、ライト、しっかり点灯。夕方嫁さん迎えに行きがてら試運転する。

(クルマ) リフレクター固定

数ヶ月前から左のライトの光軸、ずいぶん上むいてるな、とは思ってた。
そして、自分で交換したHIDバルブが気まぐれに点いたり点かななかったりするので、
重い腰を上げて、バルブまわりをの配線の接点を確認しようかと。
ついでにオイル交換もしとこうと、オイルを抜き始めて作業開始。
オイル

左のライトのカバー開けて、バルブ外そうとしたら、リフレクターがグラグラ。
あうう、これが光軸がダメな理由か。
裏カバー

つまみを回して光軸を調節できるようになってる機構は、黒い球状の樹脂パーツが
白い臼状のパーツにパキっとはまって関節のように動くようになっているはずだが、
熱と経年変化で割れてしまって、外れてしまったのがリフレクターグラグラの原因。
関節

後ろ側からはどうにも指が届かないので、前側を外すことを決意。
簡単に外せるネジをゆるめてみたものの、レンズはぴくりともしない。
困った時のあにぃ頼み。ベンツ修理の師匠、Sあにぃに電話してヘルプ依頼。
ライトアッシーはずさないとレンズ外れないよ、とのことで、指示されたいくつかの
ネジを外してようやくアッシーが外れた。もうね、ライトにワイパーとかついてて、
面倒くさい。豪華装備は整備性をかなり犠牲にしてるよなー。
樹脂パーツでパチンととめてある箇所をパキっと割ってしまわないよう、慎重に
マイナスドライバを差し入れてすこしずつ外すことで、ようやくレンズがはずれた。
もうね、25年もたつと、樹脂製のパーツ、固くなっちゃって、不用意に力いれると、
簡単にパキっといっちゃうわけよ。鉄は錆びるし、ゴムはひび割れるし、樹脂は硬く
なって割れやすくなるから、力任せの整備は禁物(受け売り)。
バラしたところ

ようやく前からアクセスできるようになったので、問題の箇所をタイラップで固定。
「いやあ、数円の部品で治しちゃうオレ、すごい」と自画自賛するなど。
軽く動作確認して、組付け。
1回目

裏にまわって、バルブ装着しようとちょっと力いれたら、

 プ ラ ー ン 。

ええ、タイラップ外れました。キレーに組み付けた直後のこと。
ココロ折れそうになって、Facebookに投稿して気を紛らわすなど。
いったん娘を駅まえ送ったりして、キモチを奮い立たせて作業再開。
2回目は慣れたもんで、比較的スピーディー。

どっちにしろ、関節のように動くようにしないといけないので、やっぱりタイラップで固定。
今度は組み付ける前に、かなり実験して、外れないか確認をして再度組み付け。
2回目

ついでにウインカーレンズをホワイトにしてクリスマス仕様に。
ホワイトレンズ

さて、光軸は落ち着いたけど、HIDが点かない件は何も解決していないorz
やっぱりバラストが寿命なのかしらん。来週末は交換しよう、そうしよう。