(お父さん) ハンダづけ

先週、急に壊れたうちのTVレコーダ兼メディアプレイヤーの
Buffalo君(LT-H91DTV)。電源がはいらず。待機中にもならない。
すでに販売終了してるし、同機能を持った機械は入手不可能ということで、
治すしかないかな、と。保証期間はとっくに終了してるし。

検索してたら、同じ症状で、自力修理してた人のエントリを発見。
なるほど、コンデンサの交換で治るのか、ってことで修理を決意。
ちなみに前回のハンダづけはクルマのメーター修理の時。

部品となるコンデンサは、ネットで買えばひとつ157円。通販で入手。
今週アタマには届いてたんだけど、時間なくて作業できず。
土曜日の晩になってようやく作業開始。

まずはダメになったコンデンサの足のハンダを温めて基盤から外す。
コンデンサ外し

そして新しいコンデンサを同じ位置に装着。
はんだづけ
コンデンサには極性があるので注意が必要。
マイナスマークがでかくついてるからわかるけどね。

余った足をニッパで切る。
IMG_7676

最後に電源ユニットを本体に戻して修理を完了。
本体

果たして無事電源も入って、過去のデータや予約データもちゃんと残ってた。
いやー治ってよかった。やってみるもんだ。あと数回分のコンデンサは
在庫にしたしな。

娘がハンダづけにやたら反応してて、私もやりたいと言い出した。
「初歩のラジオ」はまだ売ってるのかしら?w

(IT) スマートフォンを固定電話の子機で使う

年末に買ったPanasonicのGDW03,しばらく使ってみたのでレポート。

ちなみに今のイエデンは、この記事では前代の電話機とされている
Panasonicの「PHSデジタルコードレス VE-PV5J」を現役で使っている。
子機用のPHSも数台在庫していて、あと数年は使い続けられる準備も
しているし、留守電のメッセージが13年前に3歳の娘の声で録音した
ものなので、愛着もあるし。
(結果として併用しているので、このメッセージも現役続行)
あわせて読みたい:女の子がいるパパの一例として

設置は簡単。電源と電話線(RJ-11)を挿すだけ。
うちの家の中のWifiはMACアドレスで接続を制限しているので、この
電話のMACアドレスを登録。
あとは、GoogleplayとAppstoreからそれぞれアプリをダウンロードして
スマートフォンにインストールして、アプリから親機を設定すればOK。

スマートフォンのアドレス帳をそのまま使えて、携帯の回線を使って
かけるか、固定経由でかけるかを選べるので、そこは便利。スマート
フォンのアドレス帳も100件までなら、子機へ転送できる。
便利便利。これまでPHSのを使ってなかったら、すごいうれしかったと
思うんだけど、便利は便利だが、喜びも半分くらい。

しばらく使ってたんだけど、AndroidとiPhoneでひとつづつ問題があり、
Androidの方は使うのやめた。

Androidの問題はバッテリー。通常はWifiオフにしてるんだけど、
どうやら、親機を探して通信しているらしく、バッテリ食ってる。
外出中にこのアプリで着々とバッテリ減るのはなんとも我慢できない。
GDW03
これがなくてもバッテリもち悪いんだから。ごめん、アンインストール。

iPhoneの問題は「アイコンがダサい」w
dasa

いやあ、日本の電気メーカの作ったものだから、しかたないと思うけど、
ジョブズが泣いてると思うなー、このアイコンw
トップから外せば気にならないので、アンインストールはしなかった。

というわけで、固定回線があって、家の中でWifiを使っている人は、
固定も携帯も着信でスマートフォンがなるようになって便利だが、
うちの嫁さんはこの仕組が理解できないらしく、うちにいて着信すると
ちょっと固まってることあるw
オススメ、とは言い切れないけど、便利だよ、とは言えるかな。

(クルマ) レー探設置

娘は「敵発見機」と昔から呼ぶよ。

IMG_7404

そもそもの話からすると、カーナビは絶対買わないって決めてたわけ。
絶対モバイルがカーナビになるから、そんなものに何十万もかけるのは
無駄だと思ってた。実際、すでにスマホさえあれば、カーナビいらない
でしょう?もうちょっというと、カーナビ使って走ってると、道覚えないし、
機械に使われてる感じがして、嫌いなんだよね。機械は使うもの、だから。

というわけで、話もどって敵発券機。最近の機種はGPS入ってたり、
データ更新したりとか、なんだか、その機能って携帯端末と似てるよね?
と思ってたら、GPSはと通信はスマホを使い、レーダー探知
だけをするデバイスが登場。お待ちしてました。オレが買ったのは
Android用だけど、iPhone用もありますよ。

電源はシガーライターから取るのが前提だけど、シガーライターに何か
刺さってるのがデフォルトなんて、死ぬほどダサいと思ってるので、
今朝、ようやく配線。USB端子がついてるアダプタだったから、5Vかと
思ったら、レー探本体は12Vでいいみたい。灰皿の裏の配線いじって
12Vを取得。配線完了。

このデバイス自体は多分、レーダー探知しかしない。もう一つの機能は
Bluetooth接続してる端末に取り締まりポイントのGPSデータをダウンロード
させる許可を与えてるくらい、かな。
Bluetoothで接続されたAndroid端末のGPS機能と通信機能をうまく
使ってる。車内のAndroidではこんな画面。

Screenshot_2013-11-27-22-34-37

走行中に充電必須だけど、まぁ、敵の動きを察知するには十分なのと、
いつもやってる取り締まりポイントはわかるので、まぁ、コスパはとしては
理解できると思われ。

ドライブレコーダーやら、こいつやら、フロントガラスがちょっと騒々しいけど、
お許しを。

(IT) 紺屋の白袴

IT業界の会社だからって、自分の会社の社内システムが素晴しくて最高だ、なんて会社はまずない。なんでなんだろう、って考えた。

だいたい、うまい料理を作る人が全員うまいものを毎日食べてるわけはないし、素晴らしいプロダクトを作る人が、そういうものを毎日使っているわけではないことから、提供するサービスやプロダクトと自分の普段使ってるものには乖離があるのは、多分当たり前。

とわいえ、IT業界の中で、自社のIT環境をどのように捉えているかは、その会社の経緯やビジョンを大きく表している。
これからシステムの提案を受ける、いわゆる「ユーザー企業」と位置づけられる会社の皆さんは、是非、提案してきた会社の
社内システムのIT化をヒアリングすべき。
「ところで、あなた方、営業マンの業務日報はどのようにシステム化されてますか?」と。

お客様へはクラウドを提案しているのに、自分では使ってなかったり(Amazonさんのパートナーになるためには、自社で使ってないとなれないけどね)、お客様へは「BPRだ!」とかいう割には、自社内はgdgdだったりね。

そういう「IT企業」での不整合が発生するのは、経営してる側のリテラシーに起因しているに他ならない。
「システムに金なんか使ってられっか」と思ってる会社が、お客様のシステム化によって利益を得るとか、どうなのよ?と思う。
そりゃー、BtoCとかで、コンシューマーのお客様なら、提供している会社のITがどうかとかよりもコンテンツの魅力なんだろうけど、BtoBの会社の場合は、そこはちゃんとやろうよ。

自社のシステム化に率先してコストを投下する企業が、お客様へもいいシステムを提供できる、とマジで思う。

(IT) 「Steve Jobs」観てきた

ニョーボコドモがそれぞれ出かけた連休3日目、アサイチで観てきた。
特に昔から信者というわけではないけど、最近興味が出てきた。
iPhoneが出始めた頃からかな。

Facebookにも書いたけど、Appleがモノを作る会社ではないことがよくわかる映画だった。製品を作るのではなく、ユーザーに喜びを提供するために手段として、電子機器を作っているだけってことかと。
でも、ボード上のコンデンサは平行にハンダづけしろ、ってあたりはクールだった。きっとソースコードも美しくないとレビュー通らなかったりするんだろうなぁ。
ただ、映画はコンピュータに詳しくない人にもわかりやすくするために技術的要素はほとんど表現されてなかったのが、予測はしてたけど、ちょっと物足りなかった。
しかし、IBMはあんなに連呼されるのに、ゼロックスが一度も出て来なかったなあ。彼を賛美するためには邪魔なエピソードだったんだろう。

ジョブズに関する映画は実はちょっと前にもうひとつあったけど、それはジョブズ単体の映画ではなく、ジョブズとゲイツの話。


比べて観るとおもしろい。
今日観た映画では、元インテルの出資者のマイクはコルベットスティングレイに乗って登場するが、上記のDVDではW123のメルセデスで登場する。
後者はウォズがThingに乗ってたりして、どっちかってーと後者の方がクルマ的にはおもしろい。
もうひとつ、やなことがってジョブズがぶっ飛ばすのは今日の映画では928。
DVDでゲイツがぶっとばすのは911。同じポルシェだけどビミョウに違う。
で、ジョブズがすすきの野原の中でぶったおれるシーンは両方で使われていたりして、今日の映画はこのDVDをかなり意識しているようにもかんじられた。

事実はひとつにちがいないが、表現や演出にいろいろな方法がある。
ゲイツがGUIをパクったとき、ジョブズは映画では電話で、DVDでは呼び出してクレームする。もの凄くののしる。
でも、MacintoshのGUIのベースはXeroxのPaloAlt研究所で作られた。
それをジョブズはパクったが、そのあたりのことは今日の映画には出てこない。
いや、ジョブズがGUIをパクったかどうかで、彼の功績はひとつも失われることがないのは間違いない。すばらしい功績を残した人だ。
そして、ゲイツがWindowsでパクったのは、ジョブズがパクったものをもっかいパクっただけだ。前述のDVDの1シーンがこれw
xerox

誰かが何かをパクったなんて、この業界では当たり前だし。釣りのゲームとかカードゲームとか、ほぼ全部多かれ少なかれパクってるわけで。
たくさん売ったやつの勝ちだ。

パクったといっても、ジョブズはちゃんと彼なりにアレンジしてる。
みなとみらいの富士ゼロックスのビルの1階には「Alto」が展示されてる。
ジョブズが見てパクったといわれているやつだ。
だけど、こいつは3ボタンマウス。ジョブズは最初から1ボタンだ。

xerox2

映画はろくでなしが自分の想いで人を動かす話だったが、人は同じ想いで動き続けられない、それは自分の想いも変わっているからだろう。
シゴトをする上で「ずっと仲良く」なんて不可能なんだと思ったよ。