(IT) hp ELITE x3を偵察に行ってきた

hpは「ホームページ」じゃないから。大体「ホームページ」って何よ?
と冒頭から機嫌が悪いのは、東京ドームホテルに行くのに丸の内線後楽園から行ったら
全然遠くて、JR水道橋の方が近くてたくさん雨に濡れたから。
悪いのはGppgleマップなんだけどね。

というわけで、雨のなか、東京ドームホテルでやってたこのイベントを見てきた。
HP Mobility Solution Day
LITEx3_00

セッションは一つも聞くつもりはなく、狙いは「ELITE x3」だけ。
久しぶりにワクワクする端末。もうね、Windowsでいいよ。なんでも(諦)。

説明を聞いたところでキーワードを抜粋すると、
「ケータイを作る気はまったくありません。PCを作っています。」
「価格はiphoneよりも安くします。」となかなか鼻息が荒い。

まとめるとこんな感じ。
<Good>
○クレイドルにはLAN端子があり、有線LANにも対応している。
○オフィスユースを想定したOffice365との連携ソリューションがある。
○指紋認証がつく

<Bad>
○デュアルSIMはLTE+LTEではなくLTE+3G
○液晶モニター2枚のサポートはサードパーティー

詳しく見ていくと、
iPhone6Sとの大きさ比較はこんな感じ。iPhone6s PLUSと同じくらい?
ELITEx3_06

想定しているのはこんな使い方とのこと。
ELITEx3_01

外側のカメラの下にある丸いのが指紋認証デバイス。試作1号にはついてなくて、
試作2号から実装されてきたとのこと。
LITEx3_05
指紋認証は公式Webにはまだ載ってないから、一応スクープだな。

クレイドルの背面はこんな。
左から電源、LAN(RJ-45)、ディスプレイ、USB×2、USB-C。
ELITEx3_03
クレイドル背面も公式Webにはまだ載ってないから、これも一応スクープだな。

期待したデュアルSIMはLTE+3G。なんかmicroSDスロットをSIMスロットに使うやつだった。
ELITEx3_04
LTE+LTEはチップの制限でできないらしい。FreeTelも出す出す詐欺だったし。

というわけで、デュアルSIM以外はまだ期待の持てる端末というステイタスは変わらず。
夏の発売開始、3キャリアのLTEバンドに対応とのことなので、引き続きチェック対象にする。

(IT) Outlookは使うがHTML形式で送信したくない時。

古くからメールを使っている人の中でマイクロソフト社のメールツールはHTML形式を標準としているため、ずっと毛嫌いされてきた。
「ずっと」はおかしいか(笑)、「20世紀末期のある期間」毛嫌いされてきた、かな。
返信時の全文引用も、メールのバイト数に神経質な昭和のITおじさんたちはピリピリしたもんだ。メガ単位の添付ファイルなど市中引き回しの上張り付け打首獄門だった頃の話だ。

21世紀になり、タイトルの日本語も、HTML形式の本文も、長いシグネチャ(署名)も、でかい添付ファイルも、全文引用も市民権を得たなか、声高にこれらを批判しても、ただの老害扱いされる時代になった。

そんな現代を生きる老害たちは、ひっそりとHTML形式のメールを減らすため、少なくとも自分だけはHTML形式のメールを送らないようにする。
まずはマイクロソフト社のメールツールを使わないことが一番だが、所属会社の事情でOutlookを拒否できない場合もある。
(この物語はフィクションであり実存する会社(以下省略))
そういう時はOutlookの設定をしこしことチューニングをすることになる。
HTML形式送信

「よし、これでオレは悪しきHTMLメールを生成しなくなったぞ」と溜飲を下げていた。確かに自分が書き始めたメールは確かにテキストメールになった。しかし、実は相手がHTML形式で書いて来たメールを返信した場合、ふつーに「返信」ホタンを押すと、HTML形式がデフォルトとなってしまう。引用された本文のインデントが行頭の「> 」ではなく、青い縦棒になってしまう。
色がついてる時点でゲンナリだよ。
あわてて「書式設定」で「テキスト形式」へ変更してホッとしたのもつかの間、インデントがなくなっていることにきがつく。青い棒がなくなるはいいのだが、「> 」に自動で変換してくれない。
マイクロソフトの反撃か。「HTMLがいやならインデントもしてやらないもん」的な。
設定を見回して、関係ありそうな箇所をいじったが、この現象は解消できないままだった。

しかし、今日、どうにも我慢できなくなって、真剣に調べたら解決策がわかった。
HTML形式
「全ての受信メールをテキスト形式で表示する」というフラグがあり、これをオンにしてけば、どんなメール(HTML形式で送りつけられたメールも)もテキスト形式で表示され、返信のメールもテキストメールで、かつ、インデントは「> 」となった。
これでもう、オレは一通もHTML形式のメールを生成せずに済むようになった。
しかし、なぜ、これが「セキュリティセンター」の「メールのセキュリティ」という項目の中にあるのか説教したい気持ちはあるが、そこは今回は黙っておく。

これならOutlook使ってもいいかな(違

(クルマ) 「反省車」とは(カレントライフ版)

ちょっと前の記事をベースに新規に書きました。

(時事) 震災の日のこと

5年前のあの日は、会社を休んでた。
午前中、昔の仲間がたくさんいる会社へ遊びに行ってた。

昔の仲間とヒルメシの約束なんだが、早く着きすぎるにもほどがある(笑)

Ryo Shiraoさんの投稿 2011年3月10日

午後からは、知人とちょっとした仕事の相談をする予定だった。
池袋のちょっと先のファミレスで3時からの約束だったけど、
ちょっと早く着いてしまってコーヒー飲んでたら、その時が来た。

窓ガラスが割れるか、建物自体が倒壊するかも、くらい揺れた。
お会計はいいから店外へ避難を、とアナウンスがあった。
でも、相談あるし、彼は多分来るし、もうちょっと待ってよう、と思った。
近くの席の赤ちゃんと連れの若いママが本当に怖がっていて、
パニックになっていたので、黙って見てられなくなって、横に行った。
赤ちゃんをオレがだっこして、そのママの背中をさすって、「大丈夫ですよ、
大丈夫ですよ」って言ってた。泣きながらママはいろんな事言ってたけど、
ほとんどわからなかった。わかったことといえば、ダンナさんは出張中で
自宅は旧いから帰っても余震が心配だとママは泣いてた。
赤ちゃん抱いて、若いママさすってたら知人が来て「新しい家族ですか?」と
冷静に聞かれたけど、これは彼の芸風。
相談してる間に落ち着きを取り戻したママは帰った。
それから歩いて当時の勤務先の代官山の会社まで歩いて行ったんだった。

明治通り歩いてきたのでレポート。○歩道スゴイ人。○自転車屋大繁盛○コンビニ売り切れ○公衆電話とバスに長い列。○渋谷バスターミナルパニック。○池袋のドンキの看板、落下のおそれ。

Ryo Shiraoさんの投稿 2011年3月11日

まぁ、100km以内なら歩いて行ける距離と思ってるんで、
苦ではなかったけど。
会社で安否確認をしたり、情報収集をしつつ、深夜になってから動き出した
東横線で帰った。横浜駅にはすごい人が夜を過ごすために座っていた光景は覚えている。
家族はたまたま自宅にいるタイミングだったのと、すぐに連絡がつき、無事が確認
できていたのが、気分的にもだいぶ安心があった

そして10日後、女川へ。

女川町の様子を1枚だけ取り急ぎ共有。クルマ好きを泣かすには、クルマが傷んでる様子を見せれば十分ですが、3階建て(4階?)の屋根の上に乗った車です。その建物の高さより高く津波が来た、ということです。

Ryo Shiraoさんの投稿 2011年3月20日

(2013年3月11日のFacebook書き込みから加筆修正)

(IT) 監視アラートが止まったら

現場:「なんだかアラートメールがさっぱり来ないけど監視止まってない?」ベンダー:「すんません!監視止まってました!もう動いてるからOKっす!」オレたち:「いやいや、原因調べて再発防止策いれてよ」ベンダー:「監視プロセスを監視するプロセス入れたからもうだいじょぶっす!」オレたち:「・・・」(続く)

Posted by Ryo Shirao on 2016年2月24日

facebookにはさらっと冗談みたいに書いたけど、これ、問題が2つ隠れている。
重要度と緊急度が逆なので、簡単な方に目がいくけど、実はもう一つの方の
問題の方がでかいと思ってる。

簡単な方は当然、このベンダーが原因の調査もせず、症状に対するパッチだけ
当ててて、確かに監視が止まることは検知できるかもしれないが、根本的に
その監視が止まらないようにすることをしていないことが問題。
監視プログラムの中の問題なのか、他のプロセスが悪さをするなど、外側の
問題なのか、すら調べていない。
よそのお客さんの監視はどうしてるんだと、心配になってしまうくらい。
そして、「監視の監視」をしたならば、次は「「監視の監視」の監視」に
なることも誰でも想像できる。

ただ、お父さんが一番気になったのは、「ひっきりなしにアラートを受信して
捨ててる」こと。アラートがたくさん来てると確かに、動いてるのはわかる。
昔から旧車好きの間では「オイルが漏れるのはオイルが入っている証拠」と
よく笑い話にしていたが、これは潜在的トラブルを見て見ぬフリをするための
言い訳で、それと同じ構造だ(笑)。

※画像はイメージです

※画像はイメージです

ひっきりなしに受けたアラートのすべてをちゃんと対応しているわけもなく、
そうなら、「本当にちゃんと対応しないといけない」警告だけがメールで
来るようにしきい値なり、トリガーを変更すべきだろう。
本当に「本当にちゃんと対応しないといけない」アラートがひっきりなしに
来るシステムは壊れてるだろ、って話だ。
そうしないと、「本当にちゃんと対応しないといけない」アラートが来た時に
気が着かずに対応が遅れるのが一番いかん。フィルタやルールを駆使して
「本当にちゃんと対応しないといけない」ものだけが見えるようにするのも
一時的ならいいけど、いつもそうするなら、読まないアラートは来ないように
チューニングするのが正解と思う。
読むべきアラートを読み飛ばしてしまう「オオカミ少年アラート」は撲滅すべきだ。

「はい、これが白尾さんのPC、IDとパスワードはこれです」って言われて、
初めて開いたOutLookに4桁通のアラートが届いていたことと、今回の小言は
まったく関係ありません(棒)。

皆さんも適正なアラートを受け取ってますか?
(皆さんって誰だw)