(クルマ) 「反省車」というクルマ

「クルマばか」なら当然知っている単語「反省車」。
貧乏な「クルマばか」ほど知っているはずだ。

【反省車】(はんせい-しゃ)
自分の好きな車をクルマエンゲル係数を意識することを忘れいじり、直し、
改造・修理を繰り返し、結果としてクルマ以外のことに支障をきたし、
この係数を是正するために初期費用・運用費用を極力抑えることが可能な
クルマに乗り換え、一定期間耐え忍び反省するために乗る車。
きっかけは大きな故障、家族からのクレーム、事故、人生の転機などが多い。
反省期間は大抵の場合、次の車検までのことが多いが、数年に渡ることもある。

今回、メルセデスからルノーに乗り換えたのは、このフレンチブルーのマニュアル車が
欲しかったわけでもなんでもなく、完全なる反省車だ。
実は、メルセデス自体がポルシェを持ちきれなくなった反省車のはずだったが、
反省期間が長すぎて、反省車が老朽化するという本末転倒な事態を修正するのが
今回の乗り換えの要因だ。
よって、「車乗り換えていいなあ」は正しい感想と言えず、
「さらに深く反省しているんだなあ、ただマニュアルってところで
魂は売ってないことを表してるんだな」が正しい感想だ。
何がいいたいかというと、オレはポルシェをあきらめていない、ということ。
new-old

(クルマ) ノーマルパーツに戻して気づく自分が若くないこと(笑)

10年近く、10万km以上をゆうに乗った300CEの維持がきつくなってきたこともあって、
売却を決意したのは、初冬の頃だったか。年末にこんな記事にもしてもらったり。
とはいえ、年明けには嫁ぎ先も決まったので、交換してあったパーツを元に戻す作業を実施。
その中でもステアリングを元に戻して運転した時に、今までの自分では想像もしなかった
感覚があって、われながらびっくりしたわけよ。

自分で交換した使ってたmomoステアリング。
momo

こっちはノーマル
normal

車高は少しでも低く、ステアリングは少しでも小さく太く、音は静かであるよりも
官能的であるべき、という若い頃からの信条は変わっていないと思い込んでいた。
ところが、だ。
ノーマルに戻したステアリング、意外にいいのだ。径は大きいし、握りも細いので、
さも運転しづらかろうと想像していたのだが、運転しやすいではないか。
というか、多分、だが、このクルマらしく運転するには、こっちの方がマッチして
いる気もする。「ようやくそんな簡単な事がわかったか」といろんな人に言われそう。
トータルで設計され、バランスを取って設定されているものよりも汎用的な
カスタマイズものの方をよくしようと思ったら、相当大変なんだ、ということが
ようやくわかった50歳。遅すぎたか。
そんな常識的なこともようやくわかってきた、ということで自分が若くないことも
いやというほどわかった。
はい、遅すぎますよね(^^;;;

(IT) 年寄りPCユーザーから金をむしるjustanswerというサイト

実家のじじばばは二人ともWindows10ユーザーだ。
オレはメインはMacで、自宅にXPマシンはあるが、自宅でのメインも会社もMac。
だからWindows10のユーザーインターフェイスについて聞かれても何も答えられない。答えたくないのではなく、マジわからない。
「エッジ」といわれても、それって新幹線においてある雑誌だろ、的な。

多分、ではあるが、母はWindwos7的なユーザーインターフェイスを使っていたが、Windows10のインターフェイスから戻れなくなってしまったらしい。
祝日の23日に朝から電話がかかって来ていたが、マジでわからない。
何に困っているかの説明ができない。すまんが、Windowsはわからないので、と伝えて自力での復旧を願ったわけだが、事態はあらぬ方向へ。

母はとにかく、ググらない。検索しない。電話する。
マイクロソフト、ケーズデンキ(PCを購入)、J-COM、とにかく電話する。
各社のサポートの方々には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
だいたい、何に困っていて、何を答えて欲しいのかの説明ができていないはずだ。
そして、今、目の前で起きていることも説明できないはずだ。

今回、彼女はマイクロソフトのサポートに電話をしたようだ。0120-54-2244自動音声で番号を押していくタイプのサポートなのだが、待ち時間の間にどうやら「wuinfo@microsoft.com」というメールアドレスを案内されるようだ。
このメールアドレスは、空メールを送るとこんなガイダンスを返信してくれるアドレスだ。
justanswer04

これは、別に問題ない。サポートに関する一般的な情報が書いてある。
ただ、「wuinfo@microsoft.com」という文字列でGoogle検索すると、こんな検索結果だ。
justanswer05

「マイクロソフトのサポート」という名前で検索結果の先頭に出てくるのは問題のjustanswer.jpだ。SEOに成功しているだけで、お見事だなあ、と思うが、年寄りは何の疑問もなく、正式なサポートだと思ってリンクをクリックする。
これは、マイクロソフトと縁も縁もない、有料○○袋サイトだ。
検索結果の先頭に来るからといって、公式であることは保証されない。
マイクロソフトの中の人も「それはGoogleさんの問題でしょ」と。
だからって、「@」(アットマーク)が入ってればメールアドレスって思うでしょ?フツー!
年寄りはURLとメールアドレスの区別が付かない。
質問を入力し、メールアドレスを入力し、クレジットカード番号まで入れる。
しかし、回答は来ないし、来てもトンチンカンなものしか来ない。
誰だよ、お前?みたいな人が回答する。Yahoo!○○袋の回答者と変わらない。
彼女はJCBに電話する。どうやら、3380円の与信処理はあったようだが、課金処理はされていないらしい。その電話はGJではある。
「回答を評価しろ」というメールがどんどん来るようになる。多分だが、いい評価をすると、課金が実施されることになっているようだ。
同時にメルマガの配信が始まるのでjustanswerからのメールがたくさん来るようになる。オレオレ詐欺の焦らせる作戦と同じだ。
とにかく放置するように指示して実家へ向かった。
電車で移動する間にネットで検索すると、年寄り(と思われる人)がいろんなところで返金処理ができずに困っていた。FBIの名前を出すと返金できる、と書いている人もいた。どこまで本当なのかわからない。

冷静に最低評価を実施し、コメント欄へ返金しろ、クーリングオフ行使だ、と書いた。
返金リクエストというリンクがあったので、そこにも同様のコメントを書いて処理を
続行。一応、返金プロセスに乗ったような画面が表示された。
justanswer01

支払い履歴画面でも、返金対象になっていることを確認。
justanswer02

数分後にメールも到着。
justanswer03

これで課金されたら、たいしたもんだな。
とにかく、冷静に最低評価をし、返金プロセスを踏めば、ちゃんと解約・返金はされるようだ。注意しないといけないのは、このサイトは月額課金を実施していること。
ちゃんと処理しないと、1回分はキャンセルされても、数ヵ月後に月額課金を開始することがあるらしい。しばらくはカードの課金情報をしっかりチェックする必要がある。

今回の教訓。
年寄りはURLとメールアドレスの区別が付かない。

p.s.
老婆の使うPCのキーボードが恐ろしく汚かったので、掃除した。
「抗菌」ってのは「掃除しなくていい」って意味じゃないから。

(IT) Facebookで診断アプリを楽しむために

「Facebookでよく使う言葉は」みたいな診断アプリが流行ってる。
確かにおもしろいし、シェアしたくなる。ただ、リスクもあるので、
それは理解した方がいい。例えばこんなページでリスクの紹介が
されている。
フェイスブックでアプリを楽しんでる? もしかしたらあなたの個人情報ガッツリ取られてるかもしれませんよ
多分、今年も「私の2015十大ニュース」も出始める頃かw。

責任は持たないけど、こうやれば、それほどリスクなく楽しめるかも、という方法を
紹介してみる。今回はiPhone版で。
訳知り顔で、ダメだダメだ言ってても、ねえ。
繰り返すけど、責任はもてませんよー。

02_login_to_vonvon

Facebookにログインするページで安易に「OK」を押さずに、
「提供する情報を変更」でタップ。

03_access_koumoku

赤枠で囲ったチェックを外す。
少なくともこれで友達リストはvonvon.me側には行かない「はず」。
ちなみに、その下の「タイムライン」のところのチェックまで
外してしまうと、得られる画像は真っ黒になる。当たり前だw

04_access_deny

この状態にして「OK」を押せば、みんな大好き診断が始まる。

これでおしまいではなくて、続きも処理もおわすれなく。
診断を一通りすませ、友人にシェアした後で、許可の残ったアプリを削除しておく。

05_setting01

Facebookのホーム画面の右下にある「その他」メニューから
設定>アカウント設定>アプリ、と進むと出てくるこの画面で
「Facebookでログイン」の右の「>」をタップ。

06_setting02

vonvonを探して「>」をタップ。
他にも怪しいものや、自分で許可して自覚のないアプリがあったら、
同様のオペレーションを。
消しすぎても、次回何かする時に一画面増えるだけなので、
どんどん消しちゃうの推奨。

07_vonvon_agree

下にある「アプリを削除」(大阪弁バージョン御免)をタップ。
これでアプリの許可も取り消したので、次回以降勝手に
情報を取られる心配もなくなった「はず」。

というわけで、被害を最小限に留めてる「はず」の診断を楽しむ方法。

(クルマ) インターネット黎明期にやってきた1965年式ポルシェ911は「時をパスするもの」だった

後編も掲載されました。

先週、ライターryoshr氏が、当時インターネットを使い、海外から1965年式ポルシェ911を個人輸入したという記事をお届けいたしました。今回はその後編となります。やはり、苦労して手に入れたモノほど愛着を持てますよね。http://current-life.com/life/1965-porsche911-canada-2/

Posted by Current Life/カレントライフ on 2015年12月1日