(IT) HP Elite x3で職住接近なIT生活

今年の春あたりから注目してたHPのElite x3
いいか、HPってのは、「ホームページ」みたいなダサい日本語とは無縁なんだぞ。
ヒューレッドさんとパッカードさんが作った会社だからHPなんだ。こっちがオリジン。
いかんいかん、最初から脱線した。

で、このElite x3、実は8月にモニターってことで送ってもらってんだが、正直、
がっかりな感じだった。ドックに挿すとハングするし、Windows10Mobileもまだ
枯れてなくて、OS自体もダメな感じだった。設定をいじるのに疲れて、期間満了前に
返却するほどだった。

果たして11月になって、最終の製品版のハードとアップデイトされたOSのこの子が
届いて、春に感じてたドキドキが勘違いでなかったと思えるほどの楽しさを感じた。
うーん、2010年にNexusoneが発売になった時に当時US駐在だった友人に代理購入して
もらってゲットした時の感動に近い喜びだった。この端末は世界を変えるよ、きっと。
nexusone

追い打ちをかけたのが、VAIOのWindows10mobileの端末との比較ができたこと。
まず、VAIO、スクリーンショットができないんだよ、面倒だから追求してないけど、
デフォルトだとできない。ぷんすか。
cantshot

とはいえ、VAIOとx3、いろいろと性能が違う。VAIOは5万ちょい、x3は7万ちょいする
端末だけど、その差は値段考えたらx3、安すぎる。だって、当初は10万は切るけど、
9万円代で想定してたはずだから。

まずはCPU。細かい話はおいておいて、VAIOはよかx3はだいぶいいよ。
VAIOはもっさり感あるけど、x3はキビキビ感ある。
あと、ディスプレイドライバも大事。これ、オフィスに戻って大きなディスプレイを
接続した時に感じるんだけどVAIOは1080✕1920。それに比べてx3は1440✕2560。
最近のモニターにつなぐと、VAIOは文字が潰れてみづらかったよう。

そして、x3には虹彩認証と指紋認証がある。感度的にはiPhoneの指紋認証と同じ精度
と速度な感じだが、虹彩認証は便利で速い。虹彩認証は二日酔いの充血も大丈夫だったよ。
wp_ss_20161130_0001

あとね、実は問題なのが、デスクトップというか最初の画面に表示できるアイコンの数。
VAIOはなんと最大で3列。なんで今から劣化した。
AndroidもiPhoneも初期からみんな4列だった。でもVAIOは3列、x3は4列。
img_3528
中央がx3、右はVAIO、左はiPhone7。なんで今3列、ないわー。

そしてマイクロソフトのOSが載ってるわけだから、Office365との連携もバッチリだし、
ストアアプリもさくさく。あるといいなアプリはたいていある。たとえば、OCNモバイルoneの
通信料チェックアプリもちゃんと対応してるし、
ocn
LINEもFacebookもtwitterもInstagramもある。乗り換え案内もあったし、MS-Dosもあったよ笑
dos

で、Windows10モバイルはドックに挿して、拡張ディスプレイと接続すると、ほぼデスクトップPCと
同じことができる。Edgeは当然、Office系のアプリも動くし、前述のとおり、ストアアプリが
でかい画面で動くわけだ。あ、一部本体画面だけしか対応してないものがある。
USBキーボード・マウスがドックにつながるけど、ドックに挿すと本体がトラックパッドに
できて、Bluetoothキーボードも使えるので、ワイヤー嫌いならこの感じでオフィスでは
シゴトができる。もう、会社のPCいらないな。
Office

会社のメールもどこでも読めるし、スケジュール管理もばっちり、加えて個人のSNSも
使えて、これ一台で全部OKにできそう。AWS使いのあなたには多要素認証に必要な
Authenticatorもアプリで出てるしな。
ハードウエアとしてば最終的にはデュアルSIM待受だけど、LTE+3Gなのはちょっと残念。
想像通りLTE+LETはQualcommが出さなかったみたいね。
LTE+LTE待受は今後も出ないね、きっと。オトナの事情もあるのかも。

なんてことをFacebookやらtwitterで書いてたら、なんと、モニター端末差し上げますって!
なんと!
もう、この記事がステマと言われようが構わない。想いは通じるってことだよ。>ギーク各位!
というわけで、お前らx3をゲットすべき。

(IT) TrackRは届いたものの

一つ前のエントリーでTrackRが届かない話を書いたら、なんかコメントを
数件頂いていたらしく、顛末を書いておかないといけない感じになってた笑。
で、実際には9月30日にオーダーして、到着は11月8日だった
trackr
日本に到着してからも1週間以上かかった感じ。
日本に着くまではTrackR社に英語でメールしまくってた。
「オーダー殺到中だから通常よりも時間かかってる。あと、海外発送は6週間かかるって
オレたちWebに書いたしな」みたいな回答だった。
日本に来てからはDHLと文通。こっちは日本語でOK。
まあ、結果的には彼らが書いてる6週間にはギリ間に合ったから合格なのかもしれない。

そして届いたTrackR。Buy2Get1で2個分の値段で3個買ったわけだが、
結果から書いとくと、3個中1個が初期不良w
もうね。
まあ、いまさら、ちゃんとしたのが一個届いても、ダメなやつの返送とか英語で
交渉する面倒考えたら、オマケの1個がダメだったことはもう、水にながそうかな、的な。
pearing
ダメな子はここから進まず。
それ以外の子は、ひとつはキーホルダ、ひとつはクルマの中に設置。
要するに、最後にスマホとBluetooth通信ができたときのGPSデータを覚えてるってだけで、
クラウドでも何でもないデバイス。そう割り切って買うべきだが、同じ機能の製品は
1000円以下で普通に売ってるっていうね。
これを買った時点で情弱認定っすよ、ご同輩。

(IT) iPhoneにSuicaがやってきた

(改札通過したので、加筆修正(2016.10.26)

まずは、iPhoneのOSを10.1にする。
「設定>WalletとApple Pay」にSuicaの登録をするメニューが出て来る。
とりあえず手持ちのSuicaがないので、pasmoを読み込ませてみようとしたが、
当然だめ。

select_card
iPhone7だけに出てくるメニュー。
pasmo_read
pasmoは当然読めない(笑)

マニュアルページに従って、アプリをインストールして仮想カードを作成。

suica_apps
Suicaアプリ。
sf_card
クレジットカードは何でもいいっぽい。

何事もなくチャージまで完了。ついでにANAカードも追加したら、IDが使えるようになった。
Expressカードは登録できず。EX予約はiPhoneには対応する予定がなさそうだ
過去に持ち上げた記事も書いたのになあ。関係ないけど(笑)

cmplete_card
登録完了。
miss_card
Expressカードは非対応(笑)

改札通過実験は夜になってしまうけど、会社にあるベンダーで支払いの実験。
たまたまリーダーがSuicaにもIDにも対応しているからか、支払い時に
TouchID(指紋認証)を求められた。ワンタッチ余計に必要なようだ。
Android(というかお財布ケータイ)はあてるだけでよかったのに。
改札通る時はTouchIDないといいなあ。

jihanki_suica
Suica選択時。
jihanki_id
ID選択時。

支払いをしたら、通知が来るのはiPhone特有?
(Androidの事忘れたw)

夕方帰宅時に最寄りの駅で初タッチ。
指紋認証はないと予測して通過したけど、やっぱり認証不要。
かざすだけで通過できた。その後、通知も来るのな。
GPSとかいろいろ連携すれば、会社の経費精算とか全自動でできそう。
「ようやく世界が日本に追いついた」という感覚よりも、
「日本がまたちょっとリードした」感。
ガラパゴスにならずに標準になるといいね、これ。

message
通知
kisatsu
改札ではtouch-ID不要

というわけでまずは速報。

(IT) 老害のAWS+CentOS7+Apache2.4など

NTT-ComさんのCloud-nは日本リージョンができる前からユーザーだった。
なんと言ってもネットワーク費用が固定というところがキモ。
できたての頃からエバンジェリストの林さんからの推薦もあって、まずは
個人のサイトからスタート。その後、法人でも契約したけど、その行方は
担当にまかせるとして、個人サイトは先日、引っ越しを余儀なくされた
USリージョンでも移行があるということで、これはマニュアル通りの
移行でなんとかなった。
今度はUSリージョン撤退ってことで、日本リージョンへの移行の案内は
あったものの、今のシゴトからすれば、AWS一択なわけで、そっちへ
移行することにした。

個人のドメイン(shirao.netとryoshr.net)はメールとWeb(blog)の
サーバーが一台にまとめてあった。まあ、安いからね。
今回はメールとWebのサーバーを分けよう、というアイディア。

とりあえず、自前の知識で、AWSのCentOS7上にqmailのインストールを
はじめてみたものの、あちこちでスタックして無理っぽい。
まあ、qmailのインストールといえば、オレが最初にやった時はgccの
コンパイルするところからだったんだぜ。
yumなんて魔法のツールがないころな。
ライブラリが足りないと、東京理科大のsun用のftpサイトから落としたりな。
最初にqmailいれたの、Sun SPARCだったなあ。
で、今回はセキュリティパッチだのtcp wrapperだのqmailの開発当時は
想定してなかったことをフォローするためにいろいろ手順があるんだが、
CentOS7+qmailという組み合わせの情報がほとんどない。
学生時代からのツレのけんちゃんの「いまからqmail?」というつっこみを
きっかけにpostfixへ切り替え。
そしたら、なんだよ、むっちゃ楽ちんやんけ。virtualという名前のファイルの
いじり方さえ覚えちまえば、どうにでもなりそう。Webで管理するツールも
あるらしいし(オレは使わないけど)。
というわけで、実家のじじばばも使っているshirao.netのメールサーバーの
移行はその後はかんたんに完了。Rout53にしといたのも勝因。

つづいてWordpressの移行。
メールサーバーの時もそうだったけど、CenOS7の最初のユーザーって「centos」
なんだよ。「es2-user」じゃないの。EC2でインスタンス作ったのに、ログインできない。
なんでーと思って、会社の同僚に聞いたら、教えてくれた。

SELinuxをまず無効にするのは、学習してた。でもそのあとrebootするのが常識らしく。
vsftpdが立ち上がらず苦労したのはrebootしてなかったからだったようだ。

続いて苦労したのはmysqlのデータの移行。
新しいサーバーは最新のmysql5.7。5.6まではコマンドでrootユーザーのパスワードが
変更できたのに、このバージョンではその「優しいモード(mysql_safe)」がなくなっている。
よくよくしらべると、/var/log/mysqld.logを見て、先頭の方にある
[Note] A temporary password is ・・・の行にパスワードが書いてあるという
Webに辿り着くのに半日以上使うなど。

mysqlでバックアップしたデータを新サーバーで戻したら、あとはwordpress関連の
ファイルをごっそりコピーしたら、blogの移行は完了。
これもDNSをRoute53にしてたから、切り戻しも考えやすかったしね。

よしよしと思ってたら、pluginのアップデイトにftpdが必要。
お約束のvsftpdをインストールしたが立ち上がらない。
一日以上費やしたあげく、あきらめて再起動したら何事もなく立ち上がった。
SELinuxを無効にしてからrebootしてないとよくある現象らしく。

というわけで、ようやくサーバーの引っ越しを完了。
現在smallインスタンスだけど、遅くなったら大きくしようかな、と。

Spesial Thanks to : @tamatamarock

(IT) 【注意喚起】 「会話型」攻撃メール

ぴったり1年前にも会社のメールにspamが来て大変だったのを思い出してた矢先、
昨日から怪しいメールが来始めた。会社で使ってるメールの通常の受信トレイに
到着したメール、専門家に鑑定してもらったら、
「会話型」の攻撃メール
ということだったので、注意喚起のために共有。
最初の一発目は添付ファイルもURL記載もナシとすることによって、迷惑メール
フィルターにひっかからず、受信トレイにまで到達する。
四の五の書いてあって、返信をするようにと書かれている。
これらのメールは個人宛ではなくて、グループ宛てに来ているため、
まだ個人アドレスは先方からは見えていないが、返信することによって、
生きたメールアドレスが判明する。それから数回のコミュニケーションの後、
マルウエアを仕込んだ添付ファイルやフィッシングサイトのURLが送られて
来たりするらしい。過去にやりとりがあるため、迷惑メールに入りづらく
なっているので、受信トレイまで到達し易いらしい。
とにかく返信をしてくれ、といのが強調されているので、意図が分かりやすい。
とりあえず二通、違うグループアドレス宛に来ていたので、To:以外を晒しておく。

<追記>
調べたらいっぱい来てた。件名は割とバラエティあったのでリストしておく。
ちなみに、初回にもかかわらず、2回目とか3回目とか書いてる(笑)
「やべえ、無視してたか、おれ」と思わせる戦法か。
特徴としては、以下の件名の前に宛先の文字列が入ってること。

<件名の例>

「こんにちは。お返事いただけるようお願いします。」
「今回3度目のご連絡をいたします。お返事をいただけるようお願いします。」
「今回2度目の情報を送らせていただきます。」
「情報を必ずよくお読みいただくようお願いします。」
「こんにちは。お返事いただけるようお願いします。」
「再度情報を送らせていただきます。」
「今回2度目の情報を送らせていただきますので、お返事をいただけるようお願いします。」
「再度情報をお送りいたします。」
「すぐにお返事いただけるようお願いします。」
「前回のお知らせにまだお返事をいただいておりません。」
「再度情報をお送りいたします。」
「お住いの地域で信頼できる人材を探しています。」
「再度情報をお送りいたしますので、お返事をいただけるようお願いします。」
「今回2度目のご連絡をいたします。ご回答お願い致します。」

<メールの例1>

From: JEANINE CHAN [mailto:miraabfandresev@outlook.com]
Sent: Thursday, October 6, 2016 2:32 PM
To: (グループ名)
Subject: (グループ名) , 情報を必ずよくお読みいただくようお願いします。

こんにちは!
またお手紙を差し上げます。こちらからのメッセージが届いていないようです。まだお返事をいただいていないからです。こちらからの提案が受け入れられないような場合でもお返事をいただけるようお願い致します。
当持株会社はグローバルオペレーションのためのコンサルティングと事業計画に特化しております。当持株会社は2005年に設立しました。
2016年現在、当社には30カ国に100以上の代理店があります。当社顧客リストには多くの有名企業があります。
本年、日本へと事業を広げるにあたり、当社では現地での代表者を募集しています。あなたの連絡先情報は日本の派遣会社より提供されました。経験は必要ありません。当社は信頼性や正確さを最重要視しています。
実践的でクリエイティブな作業を行っていただく、トレーニング期間(20日)があります。当社は知名度の高い顧客やプロデューサーと連携する方法や、国際取引を合法的に準備する方法を教えます。また、最高のスタッフを選べることです。あなたには個人的なコンサルタントがつき、例となる作業を与えたり、精度をコントロールします。
トレーニング期間の後、当社との提携を続けることができますか、長期契約書に署名しないことも可能です。トレーニングを終了すると、1000ドル以上の報酬や新しい知識、訓練終了を証明するあなたの名前が記載された修了証書が与えられます。フルタイムでの勤務、もしくは独立エージェントしての勤務からお選びいただけます。
9~10ヶ月の勤務後、お住いの都市の代表オフィスを管理することが可能となります。毎月1万ドル以上の報酬をお受け取りいただけます。しかしながら、最も価値のあるものはもちろん経験です。
全情報をお読みいただくことをおすすめします。このチャンスをお見逃しなく! 必ずお返事をいただけるようお願いします。お問い合わせいただければすぐに折り返しご連絡いたします。

 

<メールの例2>

From: MARI LEVINE [mailto:alemanboandresizd@outlook.com]
Sent: Thursday, October 6, 2016 9:59 PM
To: (グループ名)
Subject: (グループ名) , 今回2度目のご連絡をいたします。ご回答お願い致します。

こんにちは!
再度ご連絡を差し上げることとなりました。こちらからのメッセージが届いていないようです。だからお返事をいただけなかったのですね。こちらからの提案が受け入れられないような場合でもお返事をいただけるようお願い致します。
当持株会社はグローバルオペレーションのための(以下同文)