(介護) 訪問入浴

今日はたまたまミヨちゃんの入浴の日だった。
うちの場合、準備として、まず、ネコを隔離するところから。
玄関を開けて道具の出し入れするしな。

やってきたのは、時々街で見かける屋根にエントツらしきものがついたクルマ。
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エントツもあるし、車内でやるのかと思ったら、道具全部出して、ベッドの
横でバスタブ組んでくれる仕様だった。

シートの上に二分割のバスタブをセット、バスタブの上にネットが張られていて
体を沈めたり出してきたりするのはウインチで上げ下げする。すごいなぁ。
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お湯は、うちのお風呂にお湯を張っておいて、そこからポンプでもってく。
排水もお風呂場へ。
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スタッフは3人で来てくれて、美容院でやってくれるみたいに髪の毛も洗ってくれる。
一人は看護師さん。始まる前と後には、体温・血圧も測定してくれる。
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入浴中は、男性スタッフはベッドのシーツを替えてくれたり、整えててくれたり。

テキパキと素早い動きで全所要時間は40分たらず。すごいな。

気になるお値段は、全額負担だと1万3千円ちょっとだが、ミヨちゃんは1割負担。
ちょっと高級なスーパー銭湯行くこと考えたら安いもんだ。
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とはいえ、スタッフの皆さんのホスピタリティと、テキパキさと、
パワフルさには感動した。こういう人はたくさんもらっていいと思う。

(介護) 介護保険を使う

ご心配頂いている方も多いので、報告。
昨年11月に脳梗塞で倒れ、入院していた嫁さんのお母さん
(以降ミヨちゃん)、先日退院しました。
左半身不随となり、要介護5の認定。
一人で立ち上がれず、トイレも介助が必要な状態。

嫁さんのお姉さんが茅ヶ崎でケアマネをしているので、
介護に関する情報は比較的整理されて入ってくる。
というわけで、行政によるサービスを最大限活用して
これからの介護を進める予定。

で、今まで全然知らなかったけど、「介護を頼む」ということは、
ケアマネージャーという人が、介護される人に合わせていろいろな
サービスをセレクトし、業者に連絡し、手配までしてくれるのだった。
誰かに丸っとお願いすればOKというものではなかった。

これ、完全にシステム開発のプロマネに近い。
ハードウエアを選定し、OSやミドルウエアを選定し、
アプリケーションも選定、開発するように、いろいろ組み立てる。
訪問介護、訪問看護(看護と介護で違うんだぜ)、デイケア、
デイサービス、訪問歯科、訪問入浴サービスなどを組み合わせて
依頼する。週に1時間だけのサービスもあれば、火木土は
9時~18時までやってくれるサービスもあって、結構スケジュール
管理大変。とはいえ、一緒に暮らす家族への負担をできるだけ
緩和する、という目的で組み立ててくれる。ありがたや。

介護用品の購入もすべて介護保険が適用。買い取りのものでも9割は
介護保険ででるので、自己負担は1割。これは段差をなくす
リフォームも含まれる。ありがたや。
レンタルも激安。この電動ベッドは月額1200円。車椅子は600円。
介護保険すばらしい。みんなまじめに払うべき。

あと、娘が「私のオムツ替えてくれたおばあちゃんのオムツ
替えるの、やるよ」と言ってくれてて助かる。

まあ、家族はあまり我慢せず、出来る限りお願いしてしまうのがコツとのこと。

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(お父さん) 締める。

いろんな会社にいたこともあるし、いろんな会社へお邪魔することも多い。
どの会社も会議室はキレイにしてる。カッコいいし、清潔でもある。
ただ、オレがそれ以外に気になるのは2点。

一つ目はコードにさばきが汚いとき。床に無造作にタップが転がしてあったり、
LANケーブルが転がってるのキライ。机の天板にコンセントやLANの口があるのに、
床に転がってるろかあり得ない。何もない机でも、もうちょっとやりようあるだろ。

二つ目は椅子や机のガタ。ネジが緩んででイスがギシギシいうとか、手すりが
ガタガタしてるとかもキライ。というわけで、今日は前から気になっていた某社の
某会議室のイスの手すりを締めてやった。
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工具持ってきたので、しばらく会議室行くときは工具持っていって、全会議室の
ネジというネジを締め上げる予定。これでキリッと締りのある会議室になって
会議や打合せの内容も締りが出るに違いない。フッフッフ。

(IT) 無限Wifi

もうね、好きでやってます。新卒の技術研修。
多分、2008年くらいから各社でやらせてもらってる。

で、今日は連休前だし「いまさら聞けないけど、でも聞きたい」を
聞いていい会を開催してみた。会社の組織や制度に関する質問も
あったけど、今回の収穫はこれ。

「Wifiの電波は無限に飛ばない」ことがわかったことw

いくつかの質問があったあと、VLANに関して「なぜ、そんなことを
設定しないといけないのか?それってWifiで済みますよね?」と
聞いて来た新卒クンがいた。
いや、WifiってはこのLANケーブルのかわりなだけで、VLANの構成とは
あんまし関係ないんだよ?と説明してもイマイチ納得してない様子。
VLANの説明で、異なる建屋にある部屋のLANをひとつのLANとして
まとめる例を話していたのだが、「それってWifiでいけますよね?」と
ツッコミが。うん、そうだね、隣のビルならね。
でも、東京と大阪でもLANみたいにいけるんだよ?と説明しても
「それってWifiでいけますよね?」と言ってる。
いやいや、東京のWifiアクセスポイントに大阪からはアクセスできない
でしょ?と言ったら「え?通じるんちゃいますか?」と。ふむ。

(1)日本中どこへ言っても「docomo」とか「0001Softbank」みたいな
   アクセスポイントは見つかるので、どこでも行けると思ってた
(2)高校時代も大学でも「空気抵抗は無視する」と書かれているので、
   物理的な電磁波が距離によって減衰することが概念として、ない
(3)自宅のWifiに出先から接続できないのは、自分の設定が悪いだけで
   ちゃんと設定すればつながると思ってた。

という3点から「Wifiは無限に届く」という結論を得たようだ。
各項目に対してツッコミたいキモチはあるが、それは置いておいても、
教える側としても大変勉強になった問答ではあった。
いや、当の本人、ちゃんとIEEEの規格を確認してると思うけどね。

(お父さん) うれしかったこと

嫁さんがお友達と飲み会にいった土曜の晩、高校2年の娘が冷蔵庫の中に
あったものから晩御飯を作ってくれた。
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うれしかったのはこれだけでなくて、ちょっと違うこと。

昔から、オレ自身、理由のわからないルールに従うことにすごく抵抗があった。
制服はちゃんと着なさい、朝は遅刻せずに出社しなさい、スーツを
着てシゴトをしなさい、制限速度を守りなさい、などなどw
数年前に知り合った横田先生のファンクショナルアプローチもそれに
拍車をかけた。

娘の作ってくれたゴハンを食べながら話したことは、彼女が部長を
している写真部の暗室の利用ルールに謎ルールが多いこと。
何年前の誰が決めたかわからないルールが今でもまかり通っていて、
「意味わかんない」らしい。理由を問うても「昔からそうだから」と
いう理由しかなくて、イラつくらしい。
よって彼女は、新しい「暗室利用マニュアル」を執筆中だという。
根拠なきルールを排除し、ネットから仕入れた「一般的なルール」を
取り入れたものとするようだ。「私が部長の立場にある間にやらないと
この後、誰もしてくれないかもしれない」

いい?もう一度書くよ。

「私が部長の立場にある間にやらないとこの後、誰もしてくれないかもしれない」

娘、すごい。オレもそのままのセリフ、何回も言ったよ。
#その後うまくいかないこともたくさんあったけどね。

「ゴハンおいしいね」と言って泣いてるふりしたけど、この言葉が
すごく嬉しかった。そんなこと教えたことないのに。

ええ、自慢ですよ。何か問題でも?w